２Ｆ台所排水詰まり他業者さんがパイプを切ってもダメだった

枚方市牧野本町より【２Ｆ台所排水詰まり】って依頼が舞い込んできました。

もう少し詳しく言うと【パイプを切ってやってもらったが、まだ奥の方に油の塊が残っている様だ。今はチョロチョロ流れてる、何とか流れてる感じ…】との事です。

知り合いの同業他社さんが行って『こりゃアカン…』ってお客様に山川設備を紹介下さいました。

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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

まずは状況確認から

現場に到達すると１Fの奥の部屋に案内され切った配管の場所を教えてもらいました。

そもそもは旦那様が排水蛇腹ホースを抜こうとして引きちぎったそうです。

それで詰まってるならと知り合いの同業他社さんがパイプを切って蛇腹ホースは救出出来たけどその奥にとんでもない量の油脂の塊を見て断念したそうです。

家の裏の排水桝に繋がる縦管は発見出来て掃除点検口まであるんで予算をごちゃごちゃ言わなければ何とでもなりそうな現場でした。

この時点では車が近付けなかったんで触らずに見捨てるか、リスク承知で触りに行くか迷ってました。

下流側からだと掃除点検口を開けなきゃならない、上流側からだと５０→７５の変換が厄介。

台所を確認しに行くと水栓に貼り紙がしてありました。

ここまでやってるから通水テストも必要ないと判断しました。

蛇腹ホースも防臭キャップもすっとこどっこいの施工がしてあったんですが上流側からワイヤーを入れれるかを確認しました。

駐車場を開けてもらって向かいのお宅にも協力してもらえたんで低騒音ハイパワー高圧洗浄機での洗管作業をする事にしました。

高圧ホースを家の裏側まで引っ張って２本の洗管ホースを準備しました。

まず先発に起用したのは２分の洗管ホースにジェッターノズルです。

排水桝から縦管、そして掃除点検口をかわして宅内に入れたいなぁ～って思ったんですがそうは問屋が卸しません。

次に試したのが後方６穴スズランノズルです。

これは上手く宅内に入れれたんですが７５のパイプが油脂の塊でカンカンになってるんで上手く崩せません。

途中で半ば諦めて上流側からワイヤーを入れて崩そうかなって思ってたら旦那様が近所から脚立を借りてきて下さいました。

そこで脚立に乗って掃除点検口を開けてそこから高圧洗浄をする事にしました。

この場面では奥様がライトを照らしてくれ、自分はカッパを着て作業をしてました。

そんな訳でいかがでしたか？

知り合いの同業他社さんに紹介されて山川設備のYouTubeも観てた奥様が『これ、動画を撮ってたら迫力ある動画になってましたよ』ってテンション上がってはりました。

ズブズブになったんでお客様に風呂に入らせてもらって着替えて帰りました。

家の裏の排水桝からガレージの排水桝までも油脂の塊でパンパかちんになってる筈ですがそこは次回のお楽しみって感じです。

現場からは以上です。