一戸建てトイレつまり外の桝が詰まっている２Ｆの方が詰まる

大阪市此花区高見より【一戸建てトイレつまり外の桝が詰まっている２Ｆの方が詰まる流すと上位してゆっくり下がり水位は低いところで止まる最後に音がコボっと鳴る】って依頼が舞い込んできました。

もう少し詳しく言うと【４年の間に２回詰まって高圧した２年前に高圧したのが最後だと思う】との事です。

この現場、恐らくすぐに再発します。

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

まずは奥様の話から

現場に到着して奥様から話を聞くと、どうやら共同桝が詰まってるみたいでお隣さんとは話もした事が無いらしくまずはお隣さんに犬走りに入る許可を得なくてはいけませんでした。

奥様の話では山川設備の事務員さんが聞いてた話との食い違いがあったんでより慎重に作業をする必要がありました。

大阪市にある共同桝の詰まりは過去にも揉め事が多くて隣近所と上手く行ってない場合はまあまあ面倒くさい事に巻き込まれる事が多いんです。

何とかお隣さんに許可を得て犬走りの奥に入って行くと溢れた排水桝はすぐに分かりました。

お隣さんが詰まってなくて依頼者のお宅が詰まってるって事はどちらが上流側でどちらが下流側なのかがすぐに判明します。

早速排水桝の蓋を開けると汚物がパンパかちんの状態で、これだけを見てもどちらが下流側なのか分かりません。

依頼者の奥様は完全に丸投げ状態に入っちゃってますから高圧洗浄をする事にしました。

依頼者の家の裏側に増築部分があって排水桝が２つありましたが１つは被ってて開かずその上流側の排水桝も汚物が逆流してきてる状態でした。

この排水桝のおかげで上流側の確信を得たんですが作業は難航すると思われました。

関わるか関わらないかの葛藤がありましたがとりあえず高圧洗浄をする事になったんで作業をする事にしました。

高圧洗浄で汚物をほぐしてランサーノズルで押し込んで詰まりそのものは抜けたんですがお隣さんの敷地内の排水管が落ちてて逆勾配になっていました。

ちなみに１Ｆも２Ｆも同じ排水管を通ってこの共同桝に落ちるんでここが詰まるとどちらも同時に詰まっちゃいます。

そんな訳でいかがでしたか？

お隣さんとの最終桝から汚物を引っ張れば長持ちさせれるんでしょうが名分がありません。

前に来た業者さんが断ったって理由も分かる様な気がします。

排水設備の改修工事が出来れば良いんですがお隣さんとの関係上、相当難しいと思います。

現場からは以上です。

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