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老人施設 5Fリビングの水道レバーを上げても水が出ない…
大阪市生野区新今里より【老人施設 5Fリビングの水道レバーを上げても水が出ない…】って依頼が舞い込んできました。
いつも水道トラブルがあったら山川設備に担当者様が連絡して来て下さいます。
今回はワンホール混合水栓が水が出っ放し状態になった為、別の方が止水栓を閉めてそれが周知されておらず『水が出ない』となった様です。
カートリッジを交換するのか?水栓を交換するのか?
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着するといつもの担当者様が5Fまで案内して下さりました。
リビングって言ってたから『何かいな?』って思っていたらただのキッチンワンホール混合水栓でした。
早速シンクの下を確認して止水栓を触ってみると閉められてます。
開栓してみると上でジャバジャバ言ってるんで慌てて絞って水栓レバーを触ってみると水が止まりません。
混合水栓の分解
こんな時はカートリッジを交換すれば直る時があるんで混合水栓を分解して行きます。
分解してカートリッジを取り出せばカートリッジの品番が判明したりする時があります。
自分はこの写真を材料屋さんに送って納期と値段を問い合わせします。
待ってる間に『カートリッジの交換なら数日後、混合水栓の交換なら1時間以内に作業が終了します。』って案内をします。
すると『部品を交換しても直らない場合もあるんですよね?だったらすぐに出来る混合水栓の交換で♡』となりました。
混合水栓の解体撤去
LIXILの混合水栓の解体撤去なんですがTwitter上でも話題になってる様に固着してなかなか解体撤去が出来ませんでした。
確かにLIXILの混合水栓は値段が安いんですが『6年でこれやったらそれ以上の年数が経ってるヤツはどないなんねん!』って感じです。
自分は単水栓はLIXILを使ったりしますが混合水栓では絶対に勧めたりしません。
新しい混合水栓の取り付け
自分の車に常備されてるワンホール混合水栓はTOTOのTKS05301Jです。
前のモデルのTKGG31Eとかがホンマは大好きなんですが(TKGG31EBは超人気でした)もう廃盤なんでこれを選びました。
この混合水栓は、まず台座を取り付けて行きます。ここの取り付けが甘いと数年経ったらエラい事になるからギーギー言うまで締め込む必要があります。
次に本体を差し込んで台座とネジで固定をして隠し蓋をします。
給水ホース類の接続
この施設の給水管と給湯管は面白い立ち上げ方をしていますがやる事はいつも通りのホース類の接続です。
ストレート止水栓に逆止弁を取り付けて行きます。
後はホース類の接続なんですがここで注意点。紙パッキンは濡らしてから付けなあきまへん。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
もし、この記事を読んでるアナタのお宅もLIXILのワンホール混合水栓が付いてるなら水漏れをきっかけに水栓ごと交換してみて下さい。
今回の混合水栓はそんなに古くないのにも関わらず解体撤去には手間取りました。
やっぱ材質の問題ですかね?
現場からは以上です。
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