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東大阪市新家より【洗濯機 蛇口とホースのジョイント部から水漏れしている】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【ずっと使っている洗濯機で新しくしたという訳ではないそうです】とは受付の話です。
予想では『自動洗濯機元口のネジがスパウトを傷付けての水漏れなんかなぁ~?』って思いながら現場に向かったんですが、この予想が大きく外れるとは思ってもみなかったんです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは水漏れの状況確認から
現場に到着すると旦那様が洗濯機用ニップルを指さしながら『ココが水漏れするんです』って教えてくれました。
てっきり自動洗濯機元口やと思ってたんですが予想に反して洗濯機用ニップルでした(苦笑)
どちらにしても交換をすりゃ良いんで交換して行きます。
洗濯機用ニップルを解体撤去
とりあえず洗濯機用ニップルを解体撤去します。この現場では蛇口のハンドルを閉めようとした時に壁の中の水道管がグラグラ動いてるのに気付きました。
ぶっちゃけ洗濯機用ニップルを解体撤去するのにモンキー片手で良いんですがこの様な場合は蛇口をしっかりと抑えてナットを緩めなくてはいけません。
でないと壁の中の水道管を折ってしまう事になってしまうからです。
洗濯機用ニップルを解体撤去したら蛇口に残るパッキンも外します。外したパッキンはニップルに付けておくと後からパッキンの交換をしたのかを思い出せなくても一目瞭然です(ボケてません!)
新しい洗濯機用ニップルを取り付け
特に指定が無ければ車に積んでいる材料で何とかして行きます。今回の現場では新しい洗濯機用ニップルにSANEIのPY121-4TVX-16の洗濯機用L型ニップルを使いました。
蛇口が傷んでる様なら蛇口交換にしますがそんなに傷んでる様子もなかったんで(笑)
スパウト交換と考え方は一緒なんですが先に蛇口にパッキンを取り付けて行きます。
新しいパッキンに新しいスパウトや洗濯機用ニップルを差し込むには少しばかりコツが要ります。
どうしても上手く行かない場合はスパウトや洗濯機用ニップルに少しだけ洗剤類を塗ると簡単に差し込む事が出来ます。
このタイミングで1度蛇口をひねって水漏れが無いかの確認をします。
緊急止水弁付きの場合は先っぽの白い部分を触らなければ水は出ません。
洗濯ホースとの接続
一旦蛇口を閉めて洗濯ホースとの接続をします。キッチリ接続出来てたら水漏れは起こりません。
もし、接続が甘ければ水漏れするんで接続をし直します。それでも水漏れが止まらない場合があるんですが考えられる理由は2つです。
1つは洗濯ホースの劣化によるもの、もう1つは洗濯機側のストレーナーの目詰まりによるもの。
試す順番はストレーナーの目詰まりを先に確認します。目詰まりが無ければ洗濯ホースの交換をすれば良いと思います。
そもそも洗濯ホースって高圧ホースなんで水漏れが起こったら理由を考える暇があるならホームセンターに行って洗濯ホースを買ってくる方が良いです(笑)
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?自在水栓の場合、三角パッキンの劣化の水漏れも伝って洗濯ホースとの接続部分の水漏れに見えますから最初の調査が全てとなります。
ってか、洗濯機用の蛇口に交換しちゃえば後は消去法で考えながら1つづつ可能性がある物を交換して行けば良いんです。
よくある話で洗濯機から買い替えて結果蛇口の水漏れやったってパターンも過去にはありましたから(爆笑)
洗濯機の試運転をしてて壁の中の水道管の固定が出来てないからウォーターハンマー現象がまあまあヤバかったです(苦笑)現場からは以上です。