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大阪市生野区小路東より【洗濯機を使用したら水道側のホースから水がポタポタ…結構な水が漏れてくる】と言う大阪市生野区 洗濯機ホースの水漏れって依頼が舞い込んできました。
ちなみに受付時に『洗濯機の購入は平成29年』って伺っていたんで『洗濯機のホースからの水漏れってのはあんまり考えられへんなぁ~』なんて思いながら現場に急行しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは水漏れの状況確認から
現場に到着すると娘さんが表にまで出迎えて来てくれて車の止め位置まで案内してくれました。
玄関ではお母さんが消毒液を持って待っててくれ『良かったらこれどうぞ』って手を消毒してくれました。
旦那様とお母さんと娘さんの3人が耳を傾けてワテの話を聞いてくれました。
水漏れの症状としてはホースの接続部分からそこそこの水漏れがしてるとの事です。
元々は二層式洗濯機を付けてた名残か自在水栓に自動洗濯機元口を後付けしてるパターンでした。
この自動洗濯機元口の接続部分はネジの締め込みの力加減で破損させ水漏れが起こりやすくなっています。
また、お母さん曰く『ハンドルを回すとキーキー音がする』って事だったんですがハンドルの根元からも微量の水漏れ跡が確認出来ました。
こうなると部品を交換して直すのか?はたまた蛇口そのものの交換をするのか?どちらかになります。
3人はフンフン話を聞いてくれるので部品を交換のメリットデメリット、蛇口交換のメリットデメリットを解説させて頂きました。
スパウトを洗濯機用L型ニップルに交換
まずは洗濯ホースを外して自動洗濯機元口を付けたままスパウトを解体撤去しました。
この時に必ずスパウトの根元にあるパッキンも外す事を忘れちゃいけません。
今回取り付けた洗濯機用L型ニップルは自動止水弁付きのSANEI PY121-4TVX-16って部品を使いました。
値段だけの話をすれば自動止水弁付きじゃなければ材料費は押さえれますがデメリットしかありません。
これが『1円でも安く!』ってお客様やったらしれっと安い部材を取り付けるんですが今回の現場では金額はさほど重要じゃなさそうだったんで『私、洗濯魔や!』ってお母さんが言ってたんで便利な機能がある方が安心やと思いこちらを選びました。
たかだか数百円をケチって家中水浸しってパターンが1番ブサイクですから(苦笑)
何でこの洗濯機用L型ニップルを自動止水弁付きを選んだか理由はもう1つあります。
全体止水をするのに特殊工具の止水キーを使わなきゃいけないお宅だったんでなるべく何かあった時の事まで考えました。
ハンドルセットの交換
ハンドルの根元からの水漏れは三角パッキンの交換で止めれるんですが、お母さんが『キーキー音がする』って言ってたのを聞いたのと『使う度に蛇口を開け閉めしてる』ってのを聞いてたんで気持ち良くハンドルセットの交換を決めました。
まずはハンドルセットの解体撤去をします。
新しいハンドルセットに新しいコマパッキンを用意します。
普段開けっ放しの方なら三角パッキンの交換でも大丈夫なんですがこれも数百円の物なんで交換しといた方が安心です。
新しいハンドルセットを取り付けてから全体止水を開栓して慎重にエア抜きをしました。
家が古い場合はいきなり水圧を掛けるんは怖いんで慎重にエア抜きしてから圧を掛けます。
キッチンの蛇口と外にある蛇口で完全にエア抜きをしたら洗濯機の試運転をします。
結局水漏れしてる箇所は話を聞いてただけなんで実際には見てなかったんですがどこからも水漏れはしなくなりました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?蛇口そのものの交換もたまにはしないと接続部分がサビるので外せなくなります。
とは言え1番リスキーなのは蛇口そのものの交換なんでDIYで交換する人は十分気を付けて下さい。
話は変わりますが山川設備ではこの度消毒液にウィッキル1000を導入しました。
国産商品やってのと割と近所の柏原市のメーカーだったんで選びました。
今まではあんまりメーカーにこだわっていなくて、どちらかと言うと安物を選んでたんですがさすがにコロナは怖くって5倍位高いんですがこれにしました。
小分けにしてそれぞれの使い道に併せて希釈して使います。
どちらにしても9月末までしか有効期限が無いのでジャンジャン使って行きます。
現場からは以上です。