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2F台所排水詰まり トイレ配管も綺麗にしたい 洗面台蛇口水漏れ
守口市南寺方東通より【①2F台所排水詰まり②トイレ配管も綺麗にしたい③洗面台蛇口水漏れ④浴室シャワー水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
お子さんがインターネットで山川設備を見付けてお母様に『ココ良さそうよ』って言ってくれたのがきっかけで連絡してきて下さいました。
全ては予算の都合で出来ませんでしたが…(笑)
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
まずは台所の排水詰まりを状況確認しに行きました。
既にトラップ等は外されている状況です。
水を流してみるとすぐに湧いて来たんで詰まりの原因はすぐそこにあると考えました。
早速、排水蛇腹ホースを外す段取りをします。
実際は排水蛇腹ホースが硬化してるうえにユニオンナットが固着しててなかなか外すのに苦労しました。
排水蛇腹ホースを外すと中はパンパかちんで排水蛇腹ホースは交換する事になります。
これは抜いたとて硬化がエグいんで意味が無いと判断しました。
排水管を確認すると油脂の塊がドッサリなうえに水が溜まっているんで排水管も詰まってると判断しました。
ひょっとしたらここで水を流せば多少流れるかもしれませんがこれまた意味がない事です。
管内カメラ調査しながらのフレックスシャフト
今回は露出配管で掃除点検口無しの桝無しなんで高圧洗浄は使わず管内カメラ調査しながらのフレックスシャフトで通管作業をする事にしました。
キッチン立ち上がりの配管で距離カウンターを0にして距離を解説しながらお母様にモニター画面を確認してもらって通管作業をしました。
この写真は詰まりが抜けた瞬間なんですが油脂の塊が配管の上部に付着してた事を証明する写真となります。
こんな詰まりに薬剤をぶち込んでも下部をそよそよ流れるだけなんで全く意味がないんです。
詰まりが抜けたら通水テストをしながら管内カメラで確認し全ての油脂の塊を除去して行きます。
エルボ部分なんかは下流側からの高圧洗浄に分がありますがフレックスシャフトでもかなり綺麗に仕上げる事が出来ます。
ここがお風呂との合流部分でチェーンノッカーは縦管に到達しています。
ここから先は65の配管なんで下流側からがベストですが上流側からでも高圧洗浄で配管清掃をする事が出来ます。
お母様的にはここが主役やったんで作業の様子も確認出来て大喜びでした。
トイレはどうする?
トイレも2Fにあるんで露出配管でやはり通気口無しの点検口無しで桝無しでした。
そうなってくると便器を外してフレックスシャフトK9-204で管壁清掃をして行くしか方法が無いんで予算が大きく掛かっちゃいます。
現時点でゴボゴボ音はするとの事なんですが詰まってるんではないので一旦見送りする事になりました。
浴室シャワーの水漏れ
お風呂を確認すると浴室シャワー水栓は台付でした。
点検口があるんで何とでもなるパターンです。
水漏れ的にはシャワーからのポタポタ漏れなんですが吐水に切り換えたら吐水口から水漏れします。
スパウトの根元からの水漏れもあるし、年数もかなり経ってるんで水栓の交換を提案しました。
ただ、台付水栓はかなり高いんで家族に相談してからって事になりました。
洗面台 蛇口水漏れ
洗面台の蛇口水漏れはツーハンドル混合水栓やったんでハンドル上部を確認して行く事にしました。
ハンドル上部を外すにあたって普通のドライバーだと棚に当たるんで特殊なドライバーで外していかなくてはいけません。
それって素人さんで持ってる人なんて居ないと思います。
四の五の言いながらハンドル上部を分解して行きました。
スピンドルもアウト、ケレップも真っ黒くろすけでした。
まずはSANEIのスピンドルがハンドルのネジに合うかを確認してOKやったんで本体にネジ込みに行ったんですがあきませんでした。
そこでLIXILのスピンドルを組み合わせてみるとバッチリエビチリやったんですが今度はハンドルが合いません。
水栓そのものはKVKの水栓でスピンドルはLIXILのスピンドル、ケレップはKAKUDAIのケレップって感じでバラバラの組み合わせです。
そんな訳でハンドルが無かったんでレバーに交換しました。
お湯側はネジ山がおかしくて硬いんで丁度良かったです。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
結局は②番と④番は予算の都合で来月以降となりました。
また山川設備に連絡が来るかは分かりませんが①番と③番は片付きました!
現場からは以上です。