目次
今日は大阪府大阪市北区曽根崎新地から舞い込んできた飲食店の厨房内排水つまりの話をしてみたいと思います。
ちなみに依頼内容は『厨房内の排水つまりでドレンクリーナーをしてほしい』って話です。
もう少し詳しく言うと『以前は他業者さんにお願いしてた』って話やったらしいです。
この大阪でも有名な歓楽街、お客様も多く、行くたんびにチラシが配り易いからちょこちょこ配ってるから昼間は歩いていても『おっ!山ちゃん、今日は何通りに行くの?』なんて声を掛けられたりする様な町なんでてっきり誰かの紹介やと思って現場に向かいました。
現場に到着して調査開始
早速、現場に到着して店長さんに話を聞いてみると製氷機の排水が溢れて気付いたそうです。
8ヶ月ごとに詰まって業者さんを呼んでるんですって!
まず、厨房内に入って気になったのは手洗い器の排水トラップと蛇腹ホース。
ってか、排水つまりを直すんが最優先課題なんですが『誰がやったんか知らんけどココ直したい!』って思いました。
今までの業者さんは指摘やアドバイスをしなかったんやろか?って位に逆勾配のオンパレードでした。
店長さんにも直接言いましたが【詰まるべくして詰まる】状況です。
ドレンクリーナーを使って通管作業
話の中で曲がりが多いって聞いてたんと排水管の立ち上がり40やったんでワイヤーは8mmをチョイスしました。
あっ!気付きました?防臭キャップがあるにも関わらず排水管と蛇腹ホースはビニールテープでグルグル巻きにされています。
Pシールもコーキングもしてたんでここだけの話『前に来てた業者さんがやったんなら大した事ない業者さんやな』って思いました。
と同時に『苦戦するかも知れんな…』って思いました。
曲がりが多いって言ってたのを聞いてた店長さんの話も一旦疑いながらワイヤーを入れて行きます。
店に入る前に一応メイン管はココを通ってるなって確認してたんで仮に曲がりが多くても…なんて思いながらやってると最初のLを超えてからも何度も『んっ?』って手応えがあります。
継手なんか油脂の塊なんかを確認する為に一旦ワイヤーを戻すと繊維質の異物が絡み取れました。
再度、ワイヤーを通してハッキリしたんは思ってる程曲がりが多いんじゃなくて油脂の塊がエグいんやと言う事。
しかもメインの排水管までの間はほとんど閉塞気味やった事が分かりました。
店内から外に向かえば向かう程油脂の塊が固くなったんで最後の方はワイヤーが負けそうになる場面もありました。
暫くすると『よしっ、抜けた!』って手応えを感じ通水テストの水量をコントロールしながら仕上げをして行きました。
後ろで見てた店長さんも『おっ!おっ!』って抜けたんが分かったみたいですがB型の山川設備はそこからもしつこく仕上げをして行きます。
まとめ
最後の最後で聞き出せたんですが今までの業者さんは手動の道具で3時間掛かりでやってたそうです。
しかも2人や3人でやってたそうです。いやいや、こんな狭い厨房で1人以外は何もしてないやろっ!
いや待てよ、手動でこの距離を通せたって事は逆に言うと腕が良いんか?
知らんけど(笑)
そんな訳で無事終了しました。