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洗濯機とかが置いてる天井から水漏れ 上の階詰まりの階下漏水?
東大阪市横枕西より【6/26夕方から4Fの洗濯機とか置いてる天井から水漏れしてる】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【5Fの洗濯排水の流れが悪かったらしく、その詰まりが原因の水漏れだと思う】との事です。
賃貸マンションで排水管が途中で鉄管に切り替わっているのを知ってるリピーター様の物件です。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると洗濯防水パンに逆流した跡がありドロドロになっていました。
洗濯防水パンの排水溝は見えてるんで排水トラップをバラして排水口の管口径を探ります。
浴室土間排水溝のチェック
浴槽に水を溜めて一気に流す通水テストをすると入居者様が言ってる通りかなり流れが悪い状況でした。
浴室土間排水溝の排水トラップを外して縁を見ると毛髪類がドッサリだったんで取ったんですが、それでも流れが悪いんで排水管の詰まりは絶賛継続中と確認出来ました。
電動フレキシロッダーCREで通管作業
まずは電動フレキシロッダーCREに8mmベーシングワイヤーを装備して通管作業をやって行きました。
水が抜けたタイミングでワイヤーを戻してくると大量の毛髪類を絡み取っていました。
管内カメラ調査
実は詰まりが抜けたタイミングで管内カメラ調査をして原因を特定しようと思ったんですが油脂の塊がエグくて奥に進みませんでした。
右下にベーシングワイヤーが見えるのがその証拠でここから先には進みません。
フレックスシャフトK9-102
ここで電動フレキシロッダーCREを諦めてフレックスシャフトK9-102での通管作業に切り替えました。
ある程度チェーンノッカーを走らせて排水管の油脂の塊を流し込んでから管内カメラと同時進行に切り替えました。
その辺の実際の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
前に空室の通管作業した時に『全部の部屋を空室になったらなったトコから通管作業した方が良いですよ』って案内してたんですが詰まって階下漏水するまでほったらかしにしてたオーナー様の負けです。
今回も入居者様がキッチンに入るのを拒んだ為、肝心要のメイン管は脱衣場から下流側しか清掃出来てません。
更に管内カメラがメイン管に曲がって行かないんで一応ケーブルは縦管に入った手応えはありましたがそれすら確認出来てません。
ただ、階下漏水してから連絡してくるんで誤って排水管に穴が開いてもウチが何か言われる事は無いから気楽なんですが…
現場からは以上です。