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東大阪市 トイレつまり バクテリアの塊が原因の排水詰まりだった
東大阪市鴻池町より【1F トイレつまり】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【何も落としていないが急に詰まりだした】との事です。
外の掃除点検口から確認するとバクテリアの塊による管閉塞が確認出来たんで念の為に『糖尿病か高血圧の薬を飲んでる人は居ますか?』って尋ねるとビンゴでした。
今回は高圧洗浄で解消させました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してまずは外の排水桝を確認しに行きました。壁出しの配管で掃除点検口を設置してるパターンでした。
早速、掃除点検口を開けて中を覗いてみると埋設のメイン管までの排水管にバクテリアの塊が付着してる状態でした。
先にこの状況を旦那様に確認して頂きます。
トイレの確認
外で確認してる時に旦那様に協力してもらって水やトイレットペーパーを流してもらったんですが明らかに音がおかしかったんで自分の目でもトイレの流れを確認しようと思いました。
トイレットペーパーを3玉流してみると1玉残り、水が溜まってから今度は水だけを流してみると完全に詰まっちゃいました。
管内カメラ調査
この時点で旦那様に『糖尿病か高血圧の薬を飲んでる人は居ますか?』って質問したらビンゴやったんで先に管内カメラで排水管を確認する事にしました。
普通ならローポンプ作業で詰まり抜きしちゃうんですが今回は薬でバクテリアの塊が発生してるトコを動画に撮りたかったんでこの順番になってます。
排水管の中を確認すると予想通りバクテリアの塊が排水管の壁面に付着してるのが確認出来ました。
このエルボの先がトイレから落ちる配管なんですが直前のエルボにもこれだけの量のバクテリアの塊が付着していました。
ローポンプ作業で詰まり抜き
自分はトイレからローポンプ作業で詰まり抜きするんで掴み棒を排水管に刺して旦那様は外で確認されてました。
勿論なんですがトイレつまりそのものはローポンプ作業で一瞬で解消出来ました。
外に出て詰まってたトイレットペーパーは全て押し出せてるがバクテリアの塊はちょこっとしか出てきません。
高圧洗浄で配管清掃
状況的には便器を外してフレックスシャフトか掃除点検口からの高圧洗浄の2択になり、今回は高圧洗浄で対応する事になりました。
ちなみに今回の様な現場だと管内カメラ調査しながらフレックスシャフトの方がより際どく清掃出来ます。
下流側からの高圧洗浄だと便器を割る恐れがあるんで際どくは厳しいです。
この掃除点検口の下流側にある排水桝から掃除点検口までを先に高圧洗浄していよいよ本題に入って行きます。
こんな感じで掴み棒で流れてくる異物を捉え旦那様に確認してもらいました。
管内カメラの映像
便器の際まで高圧洗浄して排水管の中を綺麗にする事が出来ました。
最後に排水桝からも仕上げの高圧洗浄をしてこのメイン管が逆勾配なのも突き止めました。
実際の作業動画
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
今回は旦那様が休みを利用して詰まったり抜けたりしてたトイレを直すべく山川設備を呼んで下さったんですが、到着時は水だけなら流れるって状況でした。
薬の話を聞いて『多分バクテリアの塊が…』なんて説明してたんですが管内カメラ調査して映像を見せたらかなり納得されてました。
どちらにしてもこの家の傾向と対策が分かったんで今後の使い方とメンテナンス方法をレクチャーしときました。
現場からは以上です。
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