トイレのつまりって色んなパターンがあるんですけどこのパターンのトイレつまりはなかなか厄介です。
事実、別の業者さんが先発で言って断念しての山川設備の出番でしたから(笑)
まっ、たまに山川設備でも解決しないつまりも無くは無いんですが極端に少ないから結局1度山川設備にってなるみたいです。
大阪市西淀川区花川の賃貸マンションで2室からトイレつまりの連絡があったみたいです。
先発の業者さんの話では汚水管の点検口から高圧洗浄機を使って洗管したら解消するかも?って話です。
1階が駐車場のマンションで排水管が丸見えなんでその時点で2室のトイレつまりなら横管を疑うのは自然な流れです。
一応、先発の業者さんを疑う訳ではないんですが山川設備も一から調査をして行きます。
201が下流で202と203からトイレつまりの連絡が入ったみたいなんですが201は不在なんで確認出来ません。
汚水管と雑排水管があり点検口もあります。
先発の業者さんはここから高圧洗浄機を使って洗管作業って言ってるんやと思います。
ただ、これ簡単に言うけどウンコまみれになるがな(苦笑)
一応、縦管の点検口を開けて確認するとこんな感じなんで天井にある横管で間違いなさそうです。
何でこんな位置に点検口を設置したんやろ?
縦管を登って2つ目の曲がりにも点検口がありますがむしろ無い方がやりやすい。
同業者の方なら分かると思いますが曲がらんって…(苦笑)
邪魔なフェンスを外してこちらの点検口も開けてみました。
もちろんウンコまみれになりました(泣)
この道具を使って点検口の蓋を開けます。
縦管の方は先発の業者さんが開けてたからかすんなり開きましたがフェンスのトコはこの道具を使って開けました。
このマンションの周りに駐車出来ないんでポータブルの高圧洗浄機が久々の出番です。
最悪はマンションの駐車場に車を横付けしたろと思いました(笑)
高圧洗浄機を使って洗管作業するのには必ず水が必要になります。
お金があっても水が無ければ作業出来ないんで悪しからず(笑)
さっ、奥にある点検口からの作業になるんで高圧ホースを伸ばして中に入ります。
まずはこの縦管の点検口から高圧洗浄機を使って洗管作業して行きます。
例のフェンスの曲がりまでを洗管作業して一旦住民の方にトイレを流してもらいましたが解消しません(苦笑)
頭からウンコまみれになるからこちらの点検口は開けたくなかったんですが仕方なく開けて異物を取り除きます。
尿石が割れて曲がりを曲がれず引っかかってそこに汚物やトイレットペーパーが積もって汚水管が詰まったパターンです。
これでこのマンションは排水管の定期清掃をしてない事が判明しました。
恐らくこの前の地震の影響で排水管の中にある尿石が割れて曲がりきれずってパターンやと思います。
洗管作業が終わってからフェンスを元に戻して作業は終了です。
ここだけの話、今度このマンションから同じ様な内容の依頼が来たら「忙しいから…」って言って断ります。
理由?
ここでは言えません(笑)