高槻市大塚町より【会社の排水管？ニオイが凄いする…】って依頼が舞い込んできました。

 

もう少し詳しく言うと【トイレの排水？外の汚水マスなのかどこかは不明でとにかくニオイが凄いんです！】との事です。

 

ちなみに【トイレが詰まって流れないとかは無いんですが…】って感じなんですが…

 

土間排水口に水が溜まってなかっただけだったんですが調査を進めて行くと意外な事が判明して高圧洗浄機を使って洗管作業をして解消させました。

 

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

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【大阪府大阪市平野区喜連 手洗い排水つまり修理 高圧洗浄機】

【洗濯機の排水部分が詰まってる 高圧洗浄機を使って洗管作業】(別館サイト)

 

 

まずは状況確認から

 

 

現場に到着するとかなりデカい会社で１階に来客用のトイレと従業員用のトイレが別々にあり、３階の女子トイレに案内されました。

 

コロナウイルスの影響でマスクを２枚重ねしてるからさほど気にならなかったんですが（苦笑）

 

３階の女子トイレの土間排水口の水が枯れていたから臭いが上がったみたいで水封について掃除の担当者様にレクチャーしときました。

 

１階の従業員用のトイレは男子トイレで小便器も２基ありました。

 

 

排水マスの確認

 

 

外の汚水マスをお客様も確認したそうなんですが念の為にあちこち蓋を開けて行くと従業員用のトイレの汚水マスが半分浸かっていました。

 

下流側はインバート排水桝でそこは水が溜まってなかったんでその間で詰まりかけているのか逆勾配なんかのどちらかって感じでした。

 

この様な場合、高圧洗浄機を使って洗管作業をしてみればどちらかが確定するんで提案してみると『やってほしい』との事です。

 

 

掃除の担当者にも説明してる時に別のインバート排水桝を開けると排水桝の中に異物が浮いていました。

 

こちらもついでに除去して行きます。

 

 

高圧洗浄機の準備

 

 

作業スペースは広々だったんで低騒音ハイパワー高圧洗浄機の準備をして行きます。

 

最終桝が変わったトコにありましたが割と簡単に発見出来ました。

 

 

この通路の突き当たりに作業をするインバート排水桝があります。

 

 

３分の洗管ホース１０ｍを準備して行きます。インバート排水桝と１階従業員用のトイレの汚水マスまでは１０ｍで十分届く距離にありました。

 

この時点ではさほど時間も掛からず簡単な作業と油断してました。

 

 

インバート排水桝は蜘蛛の巣だらけだったんでざっと洗浄清掃してみると割れてる箇所がありました。

 

恐らく数年前の北摂地震で割れたんかなぁ～って想像が出来ます。

 

 

今回はアサダ製の後方６穴ノズルをセットしての洗管作業となります。

 

 

洗管作業スターティン♪

 

 

インバート排水桝から１階の従業員用のトイレの汚水マスまでを洗管作業して行きます。

 

 

汚水マスまでは割とスムーズに洗管作業が出来ました。特に何か引っ掛かる事もなかったんですが汚物はまあまあ量が出てきました。

 

 

汚水マスまでを洗管作業しても水が溜まってる状況だったんでほぼほぼ逆勾配が確定しました。

 

目視でも５ｍｍ程度、排水管が落ちてたんで間違いないと思います。

 

あまりにもあっさりと原因を特定出来たんでついでにトイレまでを洗管作業し始めたんが運の尽きでした。

 

 

尿石が山盛り（涙目）

 

 

アサダ製の後方６穴ノズルで尿石がバンバン出てきました。

 

しかもなかなかの厚みでした（爆笑）

 

『眠れる虎を起こしてもた！』って思った時にはもう遅く、尿石除去もしなくてはなりません（苦笑）

 

 

かなりの尿石があると踏んでチェーンノズルに変更しました。

 

 

出てくる尿石の厚みがヤバい事になっています。

 

 

溜まったら下流側から引っ張り、また掻き出しての繰り返しになりますがまあまあキリがありません。

 

やはり男子トイレ小便器があるとどうしても尿石の付着は避けれません。

 

 

チェーンノズルで取れない尿石は２穴式HRノズル改 ２分ホース用を使って取りました。

 

ここで今回の担当者様が『来客用のトイレもやってほしい』って言ってきました。

 

陶管やったからあんまり気が進みませんでしたが良くも悪くも頼られちゃうとやっちゃうのがワテの性分、従業員用のトイレの汚水マスから陶管を洗管作業して違和感を感じます。

 

 

別の排水桝の詰まり

 

 

先程の汚水マスから陶管を洗管作業してこの排水桝に到達するまでに違和感を感じました。

 

上流側の排水管を覗くと汚物が見えます。

 

 

更に上流側の汚水マスの蓋を開けると汚物テンコ盛り状態になっていました。

 

『あぁぁ～開けちゃいけないパンドラの箱を開けちまった…』なんて思いながら担当者様に降りてきてもらい状況を確認してもらいます。

 

『来客用トイレから最終桝まで４０ｍあんのに節水トイレなんて無理がある』って言いながら洗管作業して行きました。

 

 

まだまだ距離があるんですが１つずつ目の前の排水詰まりを除去しながら鮭のごとく上流側に洗管作業をして行きます。

 

作業動画はこちらからどうぞ！

 

来客用トイレの汚水マスまでを洗管作業しそこから来客用トイレ内の排水管を洗管作業して行き排水桝を洗浄清掃しながら下って行きます。

 

 

一旦最上流の排水桝まで洗管作業してからトイレットペーパーを流すとドレン配管付きの汚水マスでトイレットペーパーが引っ掛かります。

 

 

排水桝の洗浄清掃

 

 

最上流の汚水マスから順番に洗浄清掃しながら下って行きます。

 

 

このストレート汚水マスと最上流の右のＬまでの排水管も逆勾配が確定しました。

 

 

先程トイレットペーパーが引っ掛かってたドレン配管付き汚水マスまでを洗管作業して汚水マスを洗浄清掃しました。

 

 

結局この汚水マスの水は溜まったまんまでほったらかしに出来ないんで排水設備の改修工事をする事になりました。

 

来客用のトイレの汚水マス付近に使ってない最終桝があったんでそちらに繋ぎこむ工事になりそうです。

 

 

まとめ

 

そんな訳でいかがでしたか？会社を建て直してしまえば良いんですがそんなの言うんは簡単ですが出来ません。

 

高槻市の下水道指定業者さんに連絡してもらって週明けに見に来てくれるそうです。

 

どんな工事になるのかは分かりませんが排水管の定期清掃はしといた方が良いと思います。

 

後、次の排水管清掃まで小便器からしょっちゅう尿石除去剤を入れて取れやすくしといた方が良いと思います。

 

次回、山川設備が呼ばれるかどうかは分かりませんが（苦笑）現場からは以上です。