店舗オープンして５年経つグリストラップ＋配管を綺麗に清掃希望

豊中市蛍池東町より【店舗オープンして５年経つグリストラップ＋配管を綺麗に清掃希望】って依頼が舞い込んできました。

もう少し詳しく言うと【今、詰まっていないが大量の水を流すとシンク下蛇腹ホースが突っ込んでる所から水が溢れる事がある】との事です。

今回初めてお伺いする店舗様だったんで排水経路の確認に時間が掛かっちゃいました。

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

まずは状況確認から

現場に到着して厨房に入るとまあまあ大き目のグリストラップがありました。

店舗の外にも最終桝っぽい物はあってどうやらお客様はYouTubeを見て高圧洗浄をしてほしそうでした。

また厨房には２つの化粧桝があり、これがどんな感じなのかを確認せずに高圧洗浄しても意味がありません。

今まで１度も開けた事の無い化粧桝だったんで少し苦労しましたが社長様が手伝って下さって何とか開ける事が出来ました。

予想通り排水桝の蓋がありました(そらそうだ…)

まずは洗い場シンク付近の化粧桝を開けたんですがマンション全体の汚水桝でした。

『ここに各枝管があったら高圧洗浄しても良いな』って思っていたんですが予想が外れました。

次にグリストラップ側の化粧桝を確認するとグリストラップの排水は上の排水管だったんで外の排水桝から高圧洗浄しても洗管ホースは入りません。

この時点で『管内カメラ調査しながらフレックスシャフト２台でメイン管と枝管の清掃しましょ』って提案しました。

グリストラップから上流側のメイン排水管をフレックスシャフトＫ９－２０４で油脂の塊を崩して行きます。

ある程度(約１ｍ)清掃してから管内カメラ調査してお客様に排水管の状況を確認してもらいました。

綺麗になってる所と油脂の塊の境目をお客様に確認してもらいました。

これを管内カメラで撮影するとより状況が確認しやすいです。

フレックスシャフトＫ９－２０４でメイン管の通管作業をした後はフレックスシャフトＫ９－１０２を使って枝管を清掃して行きます。

管内カメラはマイクロドレインからナノリールに切り替えて作業をしました。

右側のシンクの排水蛇腹ホースが硬化して抜けなかったんで強引に引っこ抜きました。

前にここが詰まって呼んだ業者さんは抜き方が分からなかったみたいです。

抜いた排水蛇腹ホースは使い物にならんかったんで新しく施工しました。

防臭キャップは数が足らんかったし言われなかったんで使ってません。

そんな訳でいかがでしたか？

グリストラップの清掃は後日依頼があればやる事になります。

今回は排水詰まりの方を直した形になります。

現場からは以上です。

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