目次
1Fのトイレ 水漏れしてる タンクの下と便器と床の間ににじむ感じ…
東大阪市善根寺町より【1Fのトイレ 水漏れしてる タンクの下と便器と床の間ににじむ感じ…】って依頼が舞い込んできました。
TOTO SH351BAのトイレタンクだったんですがこのタイプの水漏れの症状はいくつかの原因が考えられます。
ズバリ整流スポンジの経年劣化による水漏れと密結パッキンの経年劣化を予想してみました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してトイレに案内されて早速ですが1つ指摘をさせて頂きました。
『この洗剤は使わない方が良いですよ!』
これ、山川設備のHP(ホームページ)でもYouTubeチャンネルの動画でも何度も何度も注意喚起をしてるんですが未だに使ってる人が居てます。
こうなってくると『山川設備の発信力も大した事ないなぁ~』ってガッカリする訳です。
さて、肝心要の水漏れの方ですがここは便器と床の間からの水漏れって事でよくある伝い水と思います。
稀にスッポン(ラバーカップ)を何度もやりまくって排水ソケットのパッキンがズレたりってパターンもありますが古い便器で起こることなんで一旦スルーします。
トイレタンクの下から水漏れしているのか水受けを置いてはったんでこの時点で『整流スポンジか密結パッキンか…』って狙いを付けます。
ここで『おいおい密結ボルトは疑わんのかいっ!』って思ったそこのあなた!なかなかのセンスでらっしゃいます。
何で自分が密結ボルトを疑わなかったんには理由があります。
トイレの品番確認
トイレタンクの品番確認をするとTOTOのSH351BAって事で下の方にある注意書きに手洗いに置く洗剤を置かない様に注意喚起のシールも貼ってあります。
これを見るか見ないかは本人の自由なんですが見なかった(読まなかった)事で起こりえる不利益は本人の責任となります。
次に便器の品番確認をするとTOTO CS350BRとなってます。末尾のRがなんのこっちゃ分からんのですが建売住宅はこんな感じです。(ちなみに末尾がBMならリモデル便器)
トイレタンクの調査
トイレタンクの蓋を外すと整流スポンジが経年劣化でクタクタになっていました。
ここがクタクタになるとタンクと陶器の間に水が入ってしまい給水ホースの穴から水漏れするって事が何度も確認されてます。
トイレタンクの内蓋も外して隙間を見たんですが隙間が狭くよく見えませんでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?密結パッキンの経年劣化の具合はトイレタンクを外さなきゃ分からないんで外すか外さんかの話になりましたが整流スポンジを両面テープで貼り直しを奥さんがやるって言うからそこまでで撤収しました。
一旦それで様子見してもらいそれでも止まらない場合は整流スポンジを整流ジャバラに替えたり密結パッキンの交換でまた呼ばれるんかもしれません。
現場からは以上です。
関連記事
【TOTO SH90BA トイレ水漏れ 密結パッキンが割れてた】
【トイレ水漏れ 床に水が溜まる 便器とタンクの間からの水漏れ?】(別館サイト)