目次
東大阪市荒川より【排水管 つまり 老人施設の3Fトイレにおむつを流した様で(横管で詰まっている?)あちこち詰まってしまった…】って依頼が舞い込んできました。
管理会社様からの依頼なんですがもう少し詳しく言うと【協力会社の方が棒の様な物で突いてみたが解消されない…】との事です。
更に【管内カメラ調査もしてほしい】って事なんでワテが行く事になりました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
関連記事
【共同トイレの詰りで使用出来ない 掃除点検口からの逆流パターン】
【大阪府東大阪市六万寺町 トイレつまり修理 排水管つまり修理 高圧洗浄機】
まずは状況確認から
現場に到着すると管理会社様もその協力会社様も到着しておらず先に現場調査をして行きます。
老人施設と病院が同じ建物で隣り合わせになってるらしく老人施設って聞いてたんですが病院側のトイレを確認する事になりました。
女子トイレを確認した時点で床に掃除点検口があったんで『大騒ぎする程の事か?』って思いました。
完全に便器を外してワイヤーで通管作業するもんやって思ってたんで拍子抜けしました。
トイレの品番確認
今回はおむつが原因って事なんでトイレの品番確認は全く関係無いんですが後から別の原因が発覚した時の為に念の為に品番確認をしときました。
トイレタンクはTOTOのSH221BASって品番でした。
便器の品番はTOTOのCS220Bだったんでそんなに古い便器じゃないって感じです。
『便器を越えたおむつが排水管で詰まるってどう言う状況やろ?』って事を考えながらの現場調査をしときました。
男子トイレは?
隣の男子トイレも品番確認をしたんですが同じ品番だったんで写真は撮っていません。
男子トイレには掃除点検口は無かったんですがトイレットペーパーを流すとこの状態だったんでトイレが詰まってるんは間違いありません。
また女子トイレは水だけを流したんですが溢れそうになったんでトイレ詰まりでは無く排水管の詰まりって事が確定します。
この状況を確認して駐車場に降りると協力会社の設備屋さんが到着してたんでお話が聞け図面も見せてもらえました。
そうこうしてる間に管理会社様も到着されたんでワテの方針とすり合わせて準備をして行きます。
電動フレキシロッダーCREで通管作業
掃除点検口を開けて電動フレキシロッダーCREで通管作業をする準備をして行きます。
協力会社の設備屋さんの話では手動のドレンクリーナーを使って通管作業したけど解消させれなかったって話だったんでFREじゃなくCREを選びました。
まずは10mm20mのワイヤーにドロップヘッド大のセッティングで通して行きます。
念の為にブレードカッター57、75とグリスカッター34も持って上がってたんですが使うまでも無く抜けちゃいました。
下の排水桝を異物が通過
トイレを流しながら通管作業をしてたんですが下の排水桝を確認してた協力会社の設備屋さんから管理会社の担当者様に連絡があり『ごっつい塊が通過したんやけど止めれなかった』との事です。
ワテも下に降りて排水桝を確認したんですが『おむつもそうやけどペーパーも流しとんな』って思いました。
管内カメラ調査
管理会社様は管内カメラ調査を求められてたんですがワテと協力会社の設備屋さんは『トイレットペーパーの通過が確認出来たんで必要ない』って意見が一致しました。
駄菓子菓子、1時間後にまたおむつを流されたら再発もしくは瑕疵工事扱いになるとの見解で管内カメラ調査をする事になりました。
逆勾配が1箇所、尿石の蓄積が確認出来たんで一応管内カメラ調査をした意味はあった様な無い様な(苦笑)
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?ビルの2階以上は掃除点検口があると便利ですよね。
最近、難航現場が続いていたんで妙に警戒しちゃってましたがこの現場は簡単でした。
排水管尿石が付着してきてるんで排水管清掃をした方が良いんですがまあまあ大変やと思います。
管内カメラ調査の写真も紹介しときたかったんですが写真が撮れてませんでした(役立たず)
現場からは以上です。