店舗前回８／２９に詰まりを直してもらったがまた詰まった

豊中市桜塚より【店舗前回８／２９に詰まりを直してもらったがまた詰まった】って依頼が舞い込んできました。

前回の作業時に『あくまでも応急処置なんで排水管の清掃をしないと再発しますよ』って案内してたんですがやっぱ再発したみたいです。

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

まずは状況確認から

現場に到着して厨房シンクの水を流しっ放しにしてどんな感じなんかを確認するんですがなかなか再発してくれません。

なかなか再発しないって事は詰まってる箇所がかなり遠いって事なんで隣の店舗か隣の隣の店舗の詰まりって事が判断出来ます。

毎度この説明をしてるんですが話を聞いていないのか…

今回はトイレが溢れたって事で連絡が来たんですが３回流してやっとトイレが詰まりました。

汚水も雑排水も３店舗が合流して汚水槽に流れ込むんで油脂の塊で閉塞してるんだと思います。

土間排水口も再発し始めて出てくる水を見てましたが油分がエグいんですよね。

このビルの汚水槽の確認をとりあえずしときました。店舗のオーナー様の話では『油脂の塊が固まらない様なポンプを付けてる』って話ですが…

汚水槽の水位を確認してから作業の準備に入りました。

さて、ここからは電動フレキシロッダーＣＲＥでの通管作業となります。

土間排水口から１０ｍｍワイヤーにグリスカッター３７に変更して通管作業して行きます。

トイレの排水管と雑排水の合流辺りで詰まってるんでこのまま普通にワイヤーを進めるとトイレの方に逃げちゃいますから一工夫してワイヤーを汚水槽の方に向けなきゃいけません。

堰き止められている油脂の塊を崩しちゃえばこれこの通りドッカ～んと通管作業は成功です。

ただ、これって詰まりを解消させてるだけで実は何の問題解決にもなっていません。

大量に水が流れ込んだんでポンプが作動して汚水槽の水位が下がって行きました。

これで汚水槽側からのアプローチをするならどうすれば良いのかも確認出来ちゃいました。

土間排水口にトラップを設置して厨房の水を出しっ放しにしてトイレが流れる事を確認して作業は終了です。

そんな訳でいかがでしたか？

今回の連絡で随分とウチの事務員さんに噛み付いたって話と折り返しの連絡時に『また金払わなアカンの？』ってな具合で絡んでこられたんで今回限りで２度と関わらない事をお伝えして撤収しました。

汚水槽側からの高圧洗浄も土間排水口側からのフレックスシャフトも前々から提案しているんですがね。

理不尽に噛み付いてくる人に関わる程、山川設備は暇ではありません。

現場からは以上です。