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大阪市西区立売堀より【お風呂に入ったら家中の排水口(洗濯パン、キッチン、トイレ)から逆流してくる】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【入居者様が某大手を呼んだが応急処置をしただけ(水抜きしたとの事だが詳細不明)】との事です。
【詰まりの原因調査でカメラを入れたり必要なら高圧洗浄(清掃)も出来るか?】って問合せでした。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して話を聞くといわゆる分譲貸しのマンションで管理会社の社長様が立ち会って下さいました。
とりあえず入居者様にあれこれと話を聞くとキッチンやら洗濯パンが溢れてエラい事になったとの事でした。
管内カメラ調査をどこからだったらやりやすいかを確認する為にあっちこっちを見て回るんですが山川設備の管内カメラだと『雑排水管から見に行くんはひょっとしたら厳しいかも…』って感じです。
この辺りを確認してる時に入居者様から『トイレも溢れそうになってそこから某大手さんがポンプ的なものをやってた』って話が聞けました。
洗濯パンからは水が溢れて部屋に流れ出してエラい事になったそうです。
トイレの確認
どうやら話をまとめると某大手さんがローポンプ作業的な事をやって『抜けないから別の道具を取ってきます』って車に戻り戻ってきたタイミングでトイレの水が引いていったそうです。
ただ、入居者様に『このままにしといたらすぐに再発する』って言ったそうなんですがそれが耳に残ってる入居者様がビビッて管理会社の社長様に連絡をしたみたいです。
要は『今は詰まってないけどまた変な時間に詰まったら厄介やから』って話です。
管理会社の社長様と入居者様2人にどんな状況が考えられるか説明をして『とりあえずまた詰まってからで良いんちゃいます?』って言ったんですが『商売っ気ないなぁ~』って管理会社の社長様に言われました。
トイレを外して管内カメラ調査
どない考えてもトイレの排水管が一番太いんでそこから管内カメラ調査をする事にしました。
排水管が50と75では後から何かをするにしてもやりやすいんで便器を外しました
こんな感じで管内カメラ調査をして行ったんですがその辺りの作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
動画をご覧下さった方は縦管との合流地点が半分閉塞してるんが確認出来たと思います。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?異物そのものは尿石の塊か油脂の塊だと思います。
もし『その異物も除去しといてくれ!』って言われたらフレックスシャフトK9-204で崩そうと思ってたんですが『管理組合に言う』って事だったんで作業は終了です。
排水管の定期清掃を1回飛ばしてるって事だったんで次回の予定を聞いたところ『来年…』って話だったんで『半年持つかな?』って思いましたがそこはまた詰まった時に考えましょう。
持たなかったらウチに連絡くれるそうです。現場からは以上です。
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