目次
大阪市生野区新今里より【トイレ詰まり修理 老人介護施設4Fのネオレストの流れが悪い?】って依頼が舞い込んできました。
いつもトイレが詰まったら連絡してきて下さるリピーター様からの依頼です。
過去にはネオレストにガラケーを落としたりして呼んで下さった事もありました。
過去の作業【洋式トイレにガラケーを落とした タンクレストイレの脱着作業】(別館サイト)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると4Fは個室になっていて今までの様な共用のトイレではありませんでした。
こうなってくると詰まらせたのが誰なのかがハッキリと特定されてるんですが何かを落した訳ではないとの事です。
便器を見てみると流れてないトイレットペーパーが残ってる状態でした。
毎回流してもこの状態ならトイレの詰まりは確定です。
とりあえずネオレストのランプ類が点滅してないかの確認をしたんですがどのランプも点滅していませんでした。
試しに小のボタンを押して流してみたんですが残ってたトイレットペーパーがグルグル回るだけでネオレスト特有のズコッ―とは流れませんでした。
ただ、便器の水位は下がってくるんで『尿取りパッドや生理用品の線は無いかな』って思いました。
トイレの品番確認
品番確認は便座の蓋の裏側に記載されています。
製品名がネオレストD2、品番がTCF9573R型となっています。
実はネオレストの品番確認よりも大事なのは便器の品番となっています。
ネオレストの排水ソケットはリモデルソケットに近いソケットになってるんですがリモデル便器なのかどうかを確認しとく必要があります。
幸い今回の現場はリモデル便器じゃなかったんですが便器の品番確認した写真を撮るのを忘れていました。(苦笑)
ローポンプ作業で詰まり抜き
詰まってる物が何かはこの時点では分からないのでまずはローポンプ作業で詰まり抜きを試して行きます。
これはほぼほぼ手応えで判断するんですが今回の現場ではスコっとした手応えで抜けちゃいました。
トイレットペーパーを流す通水テスト
あまりにも簡単にスコっと抜けたんでトイレットペーパーを流す通水テストは通常よりも多めで試してみました。
トイレットペーパーを流すと先ほどまではスーっと水が引いていたんですがローポンプ作業で詰まり抜きしてからはズコッーって感じに戻りました。
職員さんにも見てもらいながら何度かトイレットペーパーを流す通水テストをして作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?お客様がお客様だけに『何かを落としたんじゃないかなぁ~』って職員さんも疑ってたんですがただの汚物詰まりでした。
この施設はコロナワクチンを接種してないと入れないんで山川設備が呼ばれてるんですが自分は先日インフルエンザの予防接種も受けています。
コロナワクチンの接種証明も常に持ち歩いているんですがいつもの職員さんだったんで提示させられる事はありませんでした。
完全に覚えられているんです。現場からは以上です。
関連記事