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TOTO L30DMの手洗い下のパイプが水漏れした時の原因と直し方 神戸市東灘区住吉宮町
店舗の従業員用の手洗い下のパイプが水漏れって案件は割と頻繁にあるんですが今日は何故パイプが水漏れを起こすのか?
そして直し方はどんな方法で直すのか?
その辺りを写真付きで解説して行きたいと思います。
水道業者がどんな目線で原因を特定して行くのかを知ればDIYで修理する場合はマネをすれば良いんです。
まずは水漏れの原因を特定して行きます。
普通に考えたら水漏れがしてるんなら使用禁止にするとかバケツで受けるとかすれば良いんですが全くその気配がないので余程コミュニケーションが取れてて誰も使わないのか?
はたまた大した事がないのか?
素人がやる応急処置
養生テープやビニールテープでぐるぐる巻きにしてる現場がありますが水道業者さんの手間が増えるだけなんで止めましょう。
排水トラップをまるごと交換するならいざ知らず「最低限」で直してほしい場合は特に何もせずに使用禁止にするんが1番です。
理由は養生テープやビニールテープでぐるぐる巻きにする時に普段なら触らない箇所にも力が掛かります。
そもそも水漏れしてるんですから古くて劣化してるんです。
新品じゃないから触れば触るだけ傷んできます。
当然養生テープやビニールテープを剥がす時にも同じ事が言えます。
そもそも営業中に水道業者さんを呼ぶって事はなるべく早く直してほしい筈なんです。
水道業者さんの邪魔になるだけなんで絶対に養生テープやビニールテープの補修は止めましょう。
養生テープを剥がすと水が漏れてきますが養生テープで止めれたってトコにヒントがあります。
品番は手洗いボールの何処かに記載されています。
今回の場合は手洗いボールの右側にメーカーのTOTOの文字が、下側に品番が記載されてました。
メーカーさんに問い合わせして修理に来てもらう時くらいしか必要がない情報です。
逆に緊急水道業者さんに頼む時には見てもらって修理の方針を決めてもらう方が早いです。
実際の修理の手順
養生テープを剥がした時の水漏れ具合からU管に当たりをつけてるんで解体して確認します。
これが接続部のパッキンが原因ならジワっとした水漏れになるんで判断の材料になるんですが絶対はないんで目視で確認します。
このU管の底がペコペコになってるパターンは手洗いの洗剤が残って起こります。
水量調節をして水を絞ってる事で起こってるんですが水量を増やせばマシになりますが水道料金は上がります。
節水の観点からやってる事が実は弊害につながるとはお客様は気付いてません。
U管を交換しただけの「最低限」の修理です。
本来ならU管の底がペコペコになってる訳ですから排水トラップ全体も劣化してると考えられます。
まとめ
排水トラップをまるごと交換すればまたしばらくは水漏れする事はないんでしょうが目皿のパッキン、片ツバ管のパッキン、キセル管のパッキンとパッキンもあちこちありますしパイプそのものも劣化して水漏れする可能性があります。
安易に目先の金額で「最低限」の修理も良いんですが一式交換すればちまちま部品を交換するより安価で収まりますし作業工賃も1度で済みます。
そんな訳で通水テストをして他にも水漏れが無いかのチェックをします。
触れば触るだけ水漏れしてくる通称追っかけっこにさえハマらなければ最初の調査に間違いがなければ問題は起こりません。
如何でしょうか?
ちなみに今回の所要時間は現場に到着してから18分でした。
現調して一旦車に材料を取りに行った時間を省けば実質5分くらいやと思います。
排水トラップが32なんか25なんかの判別、水漏れ箇所の特定、実際の修理、もちろん材料が用意されてるから出来るんですけどね〜
時間を気にせず予算を優先するなら断然DIYで修理する方が安いんで出来る方は頑張ってみて下さい。