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雨樋排水管つまり修理とキッチン混合水栓の水漏れ修理依頼
兵庫県西宮市小松南町より『雨樋排水管つまり修理とキッチン混合水栓の水漏れ修理依頼』が舞い込んできました。
そもそもは今週の土曜日で『雨樋排水管つまり修理』を承ってたんですが昨日の夜に『キッチン混合水栓の水漏れ』が酷くなったらしく急遽今日の依頼になりました。
秋から冬にかけて多くなる落ち葉が原因なのか?排水トラブルに対して緊急修理業者の山川設備がどう改善させたか実際に現場で撮った写真を使って解説して行きます。
まずは状況確認(キッチン混合水栓)
TOTOのTKJ30Xって言う壁付混合水栓で吐水が現在とは逆のパターンのヤツです。到着時には偏心管の止水栓で止水されてました。
レバーが下吐水でスパウトの根元からも水漏れがありそれだけならまだしも偏心管の止水栓からも水漏れしてたんで早々に修理は諦めました。
解体撤去
お客様が旦那様やったんで理解が早く「交換で!」っとなったんで古い混合水栓を解体撤去しました。
実際の作業(混合水栓交換)
まず解体撤去時に水側の継手金具ザルボが一緒に外れたんでそれもついでに交換しました。
お湯側の取り付け部も微妙でしたが新しい混合水栓を取り付けてみて水漏れするか試してみます。
ちなみに壁の中では水湯両方固定が出来てなかったんでウォーターハンマー現象の心配もあります。
新しい混合水栓を取り付けて偏心管で止水をしてから全体開栓をゆっくりして行きます。
全体開栓してしばらくは水道メーターと睨めっこします。これは他に漏水が無いかのチェックです。
問題がなければキッチン混合水栓を水湯ゆっくりと開栓します。
新しく取り付けたのはTOTOのTKGG30Eって言う1番オーソドックスな商品です。山川設備がこの混合水栓を取り付けるには訳があります。
ただ、目先の値段だけで混合水栓を選ぶならもっと安い混合水栓があるのも事実なんですが(苦笑)
後、ネットで安物を用意する人も居てますが保証の関係上トラブルになる可能性があるからお勧めしてません。
キッチン混合水栓の交換作業終了です。
まずは状況確認(雨樋排水管)
引き続き雨樋排水管つまりの除去作業なんですがガレージに排水桝が2つあったんでチェックしました。
右側が汚水管でした。
左側が雑排水と土間排水なんはすぐに分かったんですが木の根が入り込んでます。
旦那様に確認すると全く掃除はしてないそうです。土間排水が埋設で雨水に繋がってるとは考えにくいんですがそちらから洗管作業して行きます。
実際の作業(高圧洗浄機)
玄関前に車が止めれたんで低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を使って洗管作業して行きます。
ある程度排水桝の中の木の根を除去してから土間排水の排水管から洗管作業してみましたがどうやら埋設で繋がってません。
「そらそうやろな(苦笑)」って言いながら雨樋の縦管に洗管ホースが入れれる穴をホルソーで空けて洗管作業しましたが上流側からでは水が溢れるだけで抜けそうにもありません。
上流側からドレンクリーナーを使って通管作業をして行きます。さっ、何処に出口はあるんだい?
重たい側溝の蓋を外して作業しているとワイヤーが出てきたんですが雨樋から斜めに配管されてました。
旦那様と2人で蓋を動かしたんですが重たいだけあって並びの家も全く掃除してないみたいです。
下から高圧洗浄機で洗管作業しましたが2つ目のエルボが曲がらず2階のベランダ側からドレンクリーナーを使って通管作業しました。
何度かバケツで水を流す通水テストをしながらの作業です。雨樋は土砂が溜まって詰まってる場合はこの様に上からと下からの作業が必要です。
この様な事態になる前に普段からのメンテナンスはしっかりしてないと最悪は雨樋の切り替え工事が必要になります。
まとめ
排水桝の木の根も出来る限り除去しましたがこれからもキリがないから排水桝を作り直す案内はしときました。
後手後手に回ると高く付く可能性も出てくるんでやるなら早目が良いと思います。
雨樋の縦管の穴はビニールテープでグルグル巻きにして補修しときました。次も山川設備が呼ばれるか他社が呼ばれるかは分かりませんが次回の作業は答えが見付かってるから楽やと思います。
今回は一般家庭の戸建て住宅なんですが鉄筋の長屋って感じの住宅で色んな設備が共同で結局側溝は一旦皆さんで話し合いになると思います。
1番入口の家がポシャったら12件が道連れになるんで上手く話がまとまれば良いんですが…
そんな訳で『雨樋排水管つまり修理とキッチン混合水栓の水漏れ修理依頼』はどちらも無事に終了です。