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東大阪市喜里川町より【トイレの便座が温くならない】って依頼が2021/01/07に舞い込んできました。
いつも通ってるうどん屋さんの三豊の店長さんの自宅になります。
初回の点検調査での判断からトイレの交換になるまでを詳しく解説して行きますが、この判断はあくまでも修理屋のワテの判断なんで色んな判断がある事も覚えていて下さい。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは1/7の状況確認から
まずは2021/01/07の現場調査なんですがパッと見て『うわっ!一体型トイレやんかいさ!』って思います。
便座が温くならないって事は温水洗浄便座やウォームレットやウォームレットの故障が考えられて、ほとんどの場合それを交換すりゃ話が早いんですが一体型トイレ(INAXでもTOTOでも)は総とっかえになるからまあまあの金額になったりします。
一体型トイレとはウォームレット部とトイレタンクが一体になっててぶっちゃけた話、メーカーしか直せません。
ここでハッキリ申し上げておきます。修理が出来るとしたらメーカーしか直せません。
んで10年以上経ってるならメーカーも『総とっかえしなはれ!』って言ってきます。
メーカーの出張費が8000円程でコンセントの抜き差ししてダメなら総とっかえを勧めてきます。
これを何か勘違いして出張費見積り無料の業者に淡い期待を込めて連絡する人が多数居ますがメーカーが直せないもん緊急の水道屋が直せる筈が無いってのを頭に入れといて下さい。
ちなみにこのトイレタンクのランプは点灯じゃなくて点滅になってたんで機能部の故障と言う事になります。
トイレの品番確認
ランプが点滅してるのを見て一応トイレの品番確認をして行きます。
INAXのDT-C152って事が確認出来ました。
便器の品番はGBC-110STで200芯って事が確認出来ました。
TOTOの一体型トイレなら便器を残してタンク便座を交換出来るパターンもありますが皆さんが思ってる以上に費用が掛かります。
ちなみにINAXはそれが出来るんか興味もないんで知りません。
この時点で仕事に行ってる店長さんに奥様から連絡してもらい電話を替わってもらって『総とっかえになります。自分がやるなら機能は減りますが組み合わせトイレに交換します。これが噓じゃない事を確認する為に一度メーカーに問い合わせてみて下さい。』って説明しました。
トイレ交換に決定
それから数日が経ちいつもの様に三豊さんでうどんを食べてたら『メーカーに問い合わせたら見に行っても恐らく総とっかえになるって言われたんで山川さんトコでやって下さい』と店長さんに言われました。
日程調整をして2021/01/25に改めてトイレリフォームに伺いました。
トイレ交換するにはまず既設トイレの解体撤去をして行きます。
止水栓も解体撤去して排水アジャスターも解体撤去します。
専用止水栓を取り付けて持ち出しソケットで排水管を立ち上げ専用の排水アジャスターを設置します。
後は新しいトイレとウォシュレットを設置するんですが今回選んだのはTOTOの組み合わせトイレです。
品番はここでは敢えて伏せますが10年後の不具合が出る事を想定して選びました。
まとめ
工事の途中で店長さんの実家の洗濯水栓交換もしました。これはお父さんが『コマパッキンの交換をしても水漏れが止まらないんで交換してくれ!』言ってきました。
ちなみに今回店長さんの家に設置したトイレとウォシュレットは山川設備の事務所のトイレの後継モデルとなっています。
10年後にウォシュレットは再度交換するとしてトイレは部品を交換して長持ちさせる作戦です。
自分の家や知り合いの人にはいつもこの組み合わせを付けています。現場からは以上です。
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