今日はあいにくの雨です。
雨の日には依頼が何故か少ないんですが今日も1件依頼が舞い込みました。
大阪市北区菅原町の賃貸マンションからの依頼で依頼内容が「キッチン2ハンドル混合水栓吐水口より漏水」です。
よくあるポタポタ漏れかな?って感じの依頼内容です。
到着してキッチンを見ると既にポタポタ漏れではなくツーっと水漏れしてました。
話を聞くとさっきまではポタポタ漏れやったんやけど酷くなってきましたって事です。
「今日直ります?」って聞かれて…
「今日直します!」って返事したんは良いんですが賃貸マンションで費用負担がオーナー様もしくは管理会社様の場合、原因を調査して大掛かりになるなら山川設備がやらないんだった!って思ったんですが言った以上直さなくてはなりません。
「お願いやから本体は無事でいてや」って思いながらハンドル周辺の部分を解体して行きます。
これが男性の部屋なら「今日直します!」なんて賃貸物件の場合言いませんが女性の部屋やったんで「所詮女性の力やから本体までは壊してないやろ」って思いました。
あっ、費用負担が本人様ならもっと酷くても混合水栓の水漏れなら即日直せます。
ハンドル周辺の部分はこちら!
ハンドルの内側のカバーにひび割れを発見したんで注意しときました。
パッと見、コマパッキンの交換で済むならラッキー、スピンドルの交換もあり得るって感じです。
これがコマパッキンです。
よく「パッキンパッキン」って皆様簡単に言いますがパッキンの交換もスピンドルの交換もここまでの解体は必要です。
出来る人には簡単な作業ですが出来ない人に限って簡単に言う傾向があります。
安く済ませてほしくてついつい言っちゃうんでしょうが逆効果です。
パッキンの交換が簡単に出来る人は業者を呼ばずに直しちゃいますから(笑)
自分で直したら数10円で直せますが業者を呼ぶって事は数千円は掛かります。
コマパッキンとスピンドルを取り付けました。
この時点で通水テストが可能です。
これでポタポタ漏れが直ってればハンドルを取り付け、直ってなければ再度解体してスピンドルの交換って感じです。
幸い、コマパッキンの交換で混合水栓吐水口からの水漏れはピタっと止まりました。
良かったぁ〜(笑)
いやぁ〜
管理会社様の依頼は気を使います。
まっ、それも管理会社様により判断が様々で報告したら「山川設備さん直したって」ってなる管理会社様もありますし「ほな、ウチの会社で直しに行きますわ」って管理会社様もあります。
混合水栓であろうが単水栓であろうがハンドルの水栓や蛇口はコマパッキンの交換でポタポタ漏れを直す事が可能なんですがそのポタポタ漏れの段階で「ギュッと締めたらとまるねん」ってギュッと閉めるからスピンドルを傷めたり本体を傷めます。
ポタポタ漏れと嫁のため息は早めに対処するんが正解です。