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台所 蛇口 2ハンドル水のカランが空回りして水が止まらない?
大阪府富田林市楠風台より『台所 蛇口 2ハンドル水のカランが空回りして水が止まらない?』との依頼が舞い込んできました。
この依頼内容だと混合水栓の2ハンドルかなぁ~って思いましたが現場に到着すると全く思ってたのと違う話でした。
古い住宅でDIYで蛇口の水漏れ修理をしようとして起こるあるあるの案件!
たまたま即日対応出来ましたが…必見です(笑)
まずは状況確認
現場に到着すると既に水道メーターで止水がされてました。
お母さんに状況を聞くんですが話が噛み合いません。
『蛇口からポタポタ漏れですか?』
『じゃじゃ漏れになって触ってたら根元から噴水になった!』
んっ?スパウトの根元を指差して…
『ここがポイント!噴水になったんですか?』
『いや、根元や!』
右側のハンドルを指差して…
『ココが噴水になったんですか?』
『そこが空回りしたんや!』
ねっ?噛み合ってないでしょ?(笑)
とりあえずハンドルを回そうとすると違和感が…
水道管と蛇口の取り付け部を指差して…
『ひょっとして噴水てココ?』
『最初から根元や!って言ってるがな!』
解体作業
『お母さん、多分水道管を折ってるで!』って言いながら蛇口を解体撤去しました。
瞬間湯沸かし器のフレキ管も外して説明するんやけど理解してもらえません。
継手金具も解体撤去をして説明しました。
ってか、この時間が勿体無い(苦笑)
古いVP管は折れる事を説明するもあんまり理解してもらえません。
山川設備って肝心な時に上手く伝えられません。
近所にお子さんは居てないのかを尋ねると娘さんが同居をしてるが頼りないから知り合いの大工さんを呼んでくる!って家を飛び出して行きました。
大工さんとのやりとりはスムーズに(笑)
ぼんやり待ってるんも暇なんで車で一服していると如何にもって感じの大工さんがやってきました。
話を聞くとこの家のリフォームは全て任されているって話でした。
『この台所に点検口作ってやって!ほな、水道管は繋ぐから!』
『追い貼りしてるから…』
『ほな、そっちの和室は?』
『こっちも一緒や!』
そんなやりとりをしてたら大工さんが急にお母さんに全引きの話をし出しました。
んな訳で端折りましたが全引きに決まりました(笑)
もう昼なんですけど?
話が決まれば後はルートを決めるんですがほとんど大工さんとの話で決まっていきます。
最終確認をお母さんにすると『その人が決めた事に従う』との事です。
大工さん、信頼されてるなぁ~
やるんは山川設備なんやけど(苦笑)
実際の作業
材料と応援をお願いして到着する前にメーターボックス周辺を掘削作業して行きます。
大工さんに言われた通り右回りに配管工事して行くんですがルートが長くなるんで点検口作ってほしかったなぁ~(苦笑)
材料と応援が到着したんで2人掛かりで配管工事をして行きます。
右と左に配管して行きます。
本日中に配管工事を終わらせなきゃいけなかったんと後々チェックがし易いって事で露出配管をして行きます。
メーターから左はトイレと洗面でガレージの散水栓を無くしてこの途中に水栓を付けました。
これで娘さんが洗車が出来ます。
一気にまとめ
右側は浴室や給湯器を経由して台所まで配管工事をしました。
途中でのんびり写真を撮ってる暇がなくなったんで施工後の写真はありませんが浴室シャワー水栓を分岐させて洗濯機を繋いでいたんですが洗濯機用の蛇口も新設しました。
台所の方は分岐金具を取り付けて単水栓を取り付け浄水器も移植しました。
写真を撮っとけよ!って声も聞こえて来そうですが終わった頃には夜になっててヘトヘトでした。
蛇口の水漏れでお母さんがガチャガチャいじらんかったら良かったんですが変に触ったお陰で高く付きました。
まっ、喜んでくれてたから良いかっ(笑)