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東大阪市新町にあるうどん屋三豊さんの店長さんより【トイレ前の手洗い蛇口が水が止まらなくなった】って依頼が舞い込んできました。
結構毎日通ってるんですが手洗い蛇口がどんな物が付いてるのかサッパリ覚えていませんでした(苦笑)
TOTOのTLC11って蛇口だったんですがはてさて部品はあるのかしら?
恐らくカートリッジを交換すりゃ良いと思います。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
今日は嫁のお父さんの手術で朝一から出て行きはったんで悠々と二度寝をしてたらスマホが聞いた事の無い音を立てました。
画面を見ると三豊さんの店長さんで出てみると『トイレ前の手洗い蛇口が水が止まらなくなった』って言ってます。
早速二度寝を止めて(起きとけよ)着替えて三豊さんに向かい裏口から手洗いに向かって入って行きました。
手洗い蛇口には使用禁止の貼り紙が貼ってありました。
店長さんの話では『今は下で止めてます』との事です。恐らく止水バルブを閉めて止めてるんやなって思いました。
薄っすらとお湯が出てた記憶があったんですが記憶違いで単水栓でした(苦笑)
蛇口の品番確認
蛇口の右側の下の方に品番シールが貼ってあったんで確認するとTOTOのTLC11って蛇口でした。
分解図を調べるとどうやらカートリッジが入ってるタイプでパッキンとか簡単な物ではありませんでした。
手洗い器の下の止水バルブを開栓すると水は出っ放しになっていました。
この時点でこの蛇口は販売終了になってるんは判明してたんで後はカートリッジが手に入るのかを材料屋さんに調べてもらいます。
幸い材料屋さんから『明日の今頃には入ります』って回答があったんで明日以降の作業で直す事にしました。
これがもし、材料が手に入らなければ蛇口そのものの交換をすれば良いんです。
ここまでが2020/10/7の作業です(調査か…)
2020/10/8カートリッジの解体
そんな訳で明けての今日(2020年10月8日)朝一に材料屋さんに寄ってカートリッジを受け取りました。
その足で三豊さんに向かい朝の開店前にちゃちゃっと済ませます。
まずはハンドルレバーの上蓋を小さなマイナスドライバーで外します。
次にハンドルレバーを固定してるネジをプラスドライバーで外してハンドルレバーを外します。
次はカートリッジを外すんですが抜き取るって言った方が分かりやすいかもしれません。
ここで無理して本体に傷を付けるとカートリッジを交換しても水漏れするし、そうなったら蛇口そのものの交換になるんで注意が必要です。
新しいカートリッジを取り付け
今回用意したんはTOTOのTHF5ってカートリッジです。
カートリッジ交換する時は解体前の写真を撮っといたり解体したカートリッジを置くときに向きをそのまま置いたりすれば取り付けの際に向きで迷わなくて済みます。
カートリッジそのものはスポってハマる訳ではなくにゅうーっと差し込む感じです。
ナットを固定して行くんですがここは右回りに締め込めばここまでって分かりやすいです。
取り付けが済んだら下にある止水栓を開栓して通水テストし水漏れしないかの確認をします。
取り付けが完璧で水漏れするなら本体側にも問題があると判断出来るんでその時は蛇口そのものの交換となります。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?カートリッジ交換が上手く行くか行かないかはやってみないと分かりません。
本体とカートリッジの値段に差があるから値段が気になる人はカートリッジ交換から試せば良いんです。
『ひょっとしたらカートリッジ交換では無理かも?』って思う方は最初から本体そのものの交換をすれば良いんです。
大抵はカートリッジ交換で直りますがカートリッジが故障してるのにコジって何とか粘ってる場合は本体を傷めてる可能性があります。
ポタポタ漏れの時点で業者さんでもご自身でも良いんですがカートリッジ交換したら良いんです。
ほらっ、嫁の機嫌も早目の方が簡単に直るでしょ?あれと一緒です(笑)現場からは以上です。