目次
茨木市玉瀬町より【浴室水栓のシャワーと蛇口の切替の部分が馬鹿になったのか、お湯が止まらない】って依頼が舞い込んできました。
更に言うと依頼時は【全体止水してるが、まだ完全に止まってないみたいです、、】って感じです。
夕方に奥様が風呂に入ってたら突然そんな症状が出てまあまあの水量が漏れだして止まんなくなったそうです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して話を聞くと『全体止水をしてるのにシャワー水栓から水漏れが止まらないんで下に降ろしています』って事です。
確認してみるとボタボタ水漏れしてるんで一旦外に出て水道メーターの止水栓を締め直しました。
『どこのメーカーの水栓なんかなぁ~』って思いながら注目してみるとKVKのシールが貼ってあったんでメーカーは特定出来ました。
後は品番シールを探せればカートリッジ類の品番も確定させれるんですが何処にもありません。
自分が品番シールを探してる間に奥様が取説を探して下さってて、とりあえずKF805TNRL9ってのは確認出来ました。
駄菓子菓子、自分が常備してるカートリッジに合う物はありませんでした。
止水作業
現時点では全体止水をしてるんで水栓の下のカバーを外して止水バルブを見付けました。
ここで水がコントロール出来れば全体止水を開栓出来るのでトイレ等も復旧させる事が出来ました。
念の為にカートリッジを外して手持ちのカートリッジが使えないかを確認しようかと思いましたが556を振りかけても固くて外せません。
カウンターの下もフレキ管が何処から来てるのかを確認しました。確認したところ浴槽の裏側から来てたんが確認出来ました。
修理方法の提案
ここで水栓の修理方法についてどうするかの相談をしました。カートリッジを交換すればジャジャ漏れ状態は止まると思いますが絶対とは言い切れません。
となれば水栓そのものの交換をすれば絶対に止まると言い切れますが同じ水栓は持ち合わせていません。
またカートリッジを交換してもサーモのカートリッジも交換しとかないと後からトラブルになります。
事実、奥様の話では『冬になると給湯器の設定温度を上げても熱くならない』って話が聞けました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?カウンター下から壁を開けて取り出し金具を使って壁付混合水栓にする案も提案したんですがしっくりきません。
そこで山川設備のお風呂マスターにカートリッジを持ってないかの確認をすると『持ってるけどサーモのカートリッジは持ってない』って事だったんですがここでナイスなアイデアをもらいました。
『台付水栓に交換したら傷が少ないで!』って事だったんでお客様に提案すると『それ良いやん!』ってなったんですが夜も遅かったんで1日考えてもらう事にしました。現場からは以上です。
関連記事