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茨木市玉瀬町より【浴室水栓のシャワーと蛇口の切替の部分が馬鹿になったのか、お湯が止まらない】って依頼が舞い込んできました。
昨日の調査で混合水栓を交換する事になった現場の工事です。
前日の作業【浴室水栓のシャワーと蛇口の切替の部分が故障、お湯が止まらない】
やってみたらなんてことない混合水栓の交換なんですが初回は大変です。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは解体作業から
朝一から現場に入って作業をする事になりました。奥様が邪魔になりそうな物は全て出しといて下さってたんで早速作業に移りたいと思います。
現時点のおさらいなんですが混合水栓のみが止水してて全体の水はこの時点では開栓したまんまです。
昨日のカウンター下のカバーを外そうとして分かったんですが浴槽側のカバーを外さないとカウンター下のカバーは外せないんで外しました。
一旦浴槽の中に置いてたんですが奥様が『山川さんが作業してる間に拭き掃除しときます』って事だったんでお風呂の外に出しました。
次にカウンター下のカバーを外すと昨日は見えなかったフレキ管の行き先が確認出来ました。
浴槽側で止水作業
まずはSANEIのV662-13ナット付きボールバルブを準備しました。
全体止水をしてフレキ管を外して浴槽側にボールバルブを新設しました。これで水はここでコントロール出来る様になったんで全体止水を開栓しました。
混合水栓の解体撤去
ここで壁に付いてた浴室シャワー水栓を解体撤去して行きました外したら分かるんですが綺麗好きの奥様の掃除でも手の届かない部分は汚れてました。
奥様が『掃除をしたい!』って事だったんでここのタイミングで一服しました。
カウンターの穴あけ加工
ホルソーを使ってカウンターに穴を開けるんですがここの寸法出しはかなりシビアでなかなか難しいんでDIYでやるのはお勧めしません。
Dホルソーを久々に出してきて『うわっインパクトドライバー用じゃないやん』って気付きハンマードリルを出して来ようかなって時にいつもフレックスシャフトで使ってる電動ドリルの存在を思い出しました。
やっぱコードレスは作業がし易いですよね(苦笑)
浴室シャワー水栓の取り付け
先程開けた穴に台付シャワー水栓の取り付けして行きます。
既設の台付シャワー水栓の取り付けなら簡単なんですがこのカウンターの裏側はややこしい事になってるから穴あけ加工が間違っていたら固定が出来ません。
今回のハイライトは穴あけ加工だったと思います。
フレキ管の加工施工
寸法を測って新しいフレキ管を作りました。既設のフレキ管を使ってもフレキパッキンの交換しとけば曲げて使えるかもしれませんが後々ピンホール水漏れが起こるのは分かってるんで交換します。
フレキ管の加工施工なんですが見えない所ですが綺麗に施工しました。ここで新設したボールバルブを開栓して通水テストを行います。
混合水栓の止水栓も開栓して吐水口とシャワーヘッドから水湯が出てお湯が出る事を確認します。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?混合水栓のカバーを取り付けてから壁の穴の処理やカウンターの隙間の処理をしました。
壁の穴には元々使ってたネジを収め隙間はコーキング処理で隙間を埋めました。土台は水中ボンドを使いました。
依頼が金曜日の夜だったんで材料の発注や確認が週明けになるトコだったんですが何とか手持ちの材料で翌日には風呂が使える様になりました。
念の為に本日はコーキングを乾かす為に使わない様にお願いしました。現場からは以上です。
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