目次
東大阪市新池島町より【洗面所 レバーを下げても蛇口から水漏れしている】って依頼が舞い込んできました。
TOTOのTLW31B2って混合水栓で症状はレバーを下げても水が出っ放し状態でした。
混合水栓そのものは販売終了になってるんですがこの時代のはカートリッジが共用(日本語合ってる?)されてる物で常備してたんで交換しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して御主人様に話を聞くと『昨日から急になって今は水が出っ放し』って事で早速中に入るとツーって感じで水が出っ放しになっていました。
御主人様がレバーをガシガシ操作して『なっ、止まらんやろ?』って言うので『本体も傷むからガシガシしたらあきません』って冷静に答えるワテ(苦笑)
混合水栓を注意深く確認していくとTOTOの刻印を発見する事が出来ました。
後は品番シールがあるのか無いのかを確認して行きます。
電気シェーバーのコードを退けたら品番シールが発見出来ました。メーカーさんはTOTO。
品番はTLW31B2って事が確認出来ました。後はこの品番を頼りにカートリッジが現存してるのかを確認するだけです。
混合水栓の分解
混合水栓そのものは販売終了になってるんですが分解図を確認すると常備してるカートリッジを使ってる事が判明したんで分解して行きます。
この混合水栓のレバーは上に引っ張ると抜けます。
後はカートリッジを押さえてる金具を緩めて外しカートリッジを引っこ抜くんですが古いからかバラバラになっちゃいました。
この辺の細かい作業はラジオペンチでチマチマと取り出すんですが御主人様が『何かオペみたいやな』って言ってました。
古いカートリッジはバラバラになっちゃうんで取り残しの無い様に取り出します。これが何か残っていると新しいカートリッジがハマらず水漏れももっと酷くなりますんでご注意下さい。
新しいカートリッジの取り付け
今回使うカートリッジはTOTO THY582Nってカートリッジです。TOTOのカートリッジはこれともう一つのカートリッジで大抵直っちゃう場合が多いです。
逆に言うとこのカートリッジ交換してダメなら混合水栓そのものを交換すりゃ良いんですがカートリッジ交換で直るのかどうかはやってみないと分からないんです。
カートリッジ交換が済んだらいよいよ松本伊代、違った…いよいよ通水テストをして行きます。
この時にカートリッジがクッっと入っていなければ必ず水漏れを起こします。
ラストに交換した部品と混合水栓の記念撮影をしたら作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?この時代の混合水栓は同じカートリッジで何種類も直せたんですが最近の混合水栓はカートリッジが出回ってない場合もあるとかないとか…
まっ、メーカーさんも混合水栓を売りたいんでより複雑により壊れやすい物を作ってるとか作ってないとか…
『知らんけどっ!』
混合水栓そのものを交換する時もありますし洗面化粧台ごと交換する時もあります。
これはその時の状況でまちまちです。現場からは以上です。
関連記事
【洗面所の下にあるタンク?みたいなのから水がオーバーフローしてる】(別館サイト)