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茨木市大池で【洗面化粧台の蛇口の水漏れ修理】って依頼が舞い込んできました。
先程のトイレタンクの修理の最中に奥様に『ここも見てくれる?』って言われ見てみるとツーハンドルの混合水栓がジャバジャバ水漏れしてました。
ツーハンドルの混合水栓なんてジャバジャバやったらコマパッキンの交換ではほぼほぼ水漏れは止まらんのですがスピンドルまで交換しちゃえば大抵直ります。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは水漏れの状況を確認
トイレの修理をしてた時に洗い物で使ってたんですが水はジャバジャバ流れててハンドル上部は何かしらの部品を交換せなアカンのは明白です。
大抵はコマパッキン(ケレップとも言う)を交換すりゃ良いんですが本体側も傷んでいてOUTやったら水栓交換となります。
ハンドル上部の解体撤去
ハンドルを分解するとスピンドルの上部からも水漏れしてました。これは普通のスピンドルなら三角パッキンの部分なんですが残念ながらそのパッキンは持ち合わせていません。
分解してる最中にふと吐水口を見るとMYMとの刻印がありました。これでメーカーは分かったんですが肝心の品番シールはどこにもありません。
とりあえずスピンドルを解体撤去して状況を確認すると共に小指を使って本体側に傷が無いかを確認します。
この時点では特に引っ掛かりもなかったんでまずはスピンドルとコマパッキンを交換してみる事にしました。
スピンドルの交換
今回使う部品はKVKのKP600って部品です。このタイミングで古いスピンドルと比較をしてみて同じ物なのかを確認してパッケージを開封します。
一応MYMの純正部品となってます。コマパッキンも付いてるんでこの部品を付けてみてダメなら混合水栓そのものの交換と判断します。
KP600を取り付けてみるとピッタリやったんで部品は間違えていませんでした。
後は本体側に傷が無ければこれで水漏れは止まるハズです。
ハンドルを取り付けてから通水テストをして行きます。実は洗面化粧台の下にある止水栓はピクリとも動かなかったんでパイプスペースの水道メーターの止水バルブで全体止水をして作業をしてました。
先程のトイレの止水栓の動きも悪く洗面化粧台下の止水栓の動きは最悪でした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?KP600を使ったスピンドルの交換とコマパッキンの交換をしましたがギュウっと閉めないと微妙に水がポタんと落ちてきます。
これは指に触れないトコに細かな傷があると思われます。混合水栓そのものの交換をすりゃ良いんですがここは賃貸マンション、入居者様では判断出来ないんで一旦作業は終了です。
今回KP600を交換してるんでギュウギュウ閉めて水を止め定期的にコマパッキンの交換をするのも一つの方法ではあります。現場からは以上です。