東大阪市花園本町より【一戸建て １F キッチンのシンクの左下に食器乾燥機がある。使用した後「ポタポタ」と水漏れしているが何処から漏れているのかハッキリと分からない】って依頼が舞い込んできました。

 

もう少し詳しく言うと【食器乾燥機の下辺りだと思う】との事です。

 

キッチンから２ｍ離れた場所ですぐに水漏れの原因の一つを発見！

 

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

 

まずは状況確認から

 

 

現場に到着して広いキッチンのドアを開けてすぐに水漏れの原因の一つを発見しました。

 

到着時には奥様がシンク下の引き出しを出して下さってたんでラッキーでした。

 

 

何が見えたかと言うとこのホース入れが満水状態なのが見えたんです。これはワンホール混合水栓のシャワーホースが伸びるタイプでそのホースが収められてる物です。

 

 

ホース入れを外して水を捨ててホースの状況を確認するとキッチンの水栓を使うとジャバジャバ水漏れしていました。

 

 

既設水栓の解体撤去

 

 

奥様に『とりあえず水漏れの原因の一つはこれで交換したら良いと思います』ってお伝えしＯＫを頂けたんでどのタイプのにするかまだ決まってなかったんですが既設水栓の解体撤去をしました。

 

 

このタイプのシャワーホースの水漏れでシャワーホースのみを交換する人も居てますが今回の現場では既設水栓の銅管部分もサビだらけだったんで、いつピンホール水漏れが起こってもおかしくないんで交換を提案しました。

 

 

水栓を交換するにあたって奥様が決めかねてるタイミングで旦那様から連絡があり『伸びるタイプの水栓で！』って決まったんで倉庫に取りに戻る間に少しでも水が吸い取れる様にタオルから新聞紙にしました。

 

 

倉庫に戻る間に扇風機で風を送るのでキッチン下の点検板も開けて行きました。

 

 

新しい水栓の取り付け

 

 

パッと見る限り『取付穴が細いな…』って感じです。

 

 

取付穴が細い時は台座の取り付けがシビアな取り付けになります。少しでもズレるとシャワーホース付きのワンホール混合水栓は取り付けられません。

 

 

ワンホール混合水栓を取り付けてる時にコロナワクチンの話になって怖くなってブルブル震えながらホース類を通したんでなかなか苦労しました。

 

 

シンク下の接続

 

 

水栓の取り付けを済ませて固定が出来たらシンク下のホース類を接続して行きます。

 

先に水湯のホース類を接続して行きます。

 

 

次にシャワーホースを接続して行きます。このモデルになってから初めての取り付けだったんで説明書を読みながら接続しました。

 

 

新しいシャワーホース付きワンホール混合水栓にもホースを収める部材が入っていたんですが排水蛇腹ホースとの関係上位置を変えなきゃ取り付けられません。

 

また、穴も開けなきゃいけないから奥様に了解を得て再利用する事にしました。

 

 

通水テスト

 

 

全ての接続が終わってから通水テストをして行きます。まずはお湯が出るかの確認して同時に水漏れ確認をして行きます。

 

 

キッチン下の水漏れ確認をしてるとまだ残り水があるのか２箇所ポタポタと水漏れしてました。

 

１箇所は新聞紙で吸い取ってる内にすぐに吸い取れたんですが食器乾燥機下の方はなかなか全て吸い取れなかったんでカバーを外して新聞紙で吸い取りました。

 

 

まとめ

 

そんな訳でいかがでしたか？到着時にはキッチンの水栓を開けたらポタポタの量が増えてたそうなんですが随分マシになりました。

 

これが残り水だったらいずれ枯れますし残り水じゃなければずっと漏れると思います。

 

自分は残り水だと思うんでこれで一旦様子見してもらう事にしました。

 

２日経っても同じペースで水漏れしてたら奥様に連絡してもらう事にして次は食器乾燥機を外して確認します。

 

ちなみに食器乾燥機は現在使われていないんで外したタイミングで排水と水の縁を切る事になります。

 

現場からは以上です。

 

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