目次
『おいっ、山川!お湯の温度設定をめっさ高くせんとお湯がぬるいらしいねんけどなんやと思う?』
はいっ、いつもの東大阪市で工務店を営んでるパイセンからの電話です。
(知らんがなっ!)なんて口が裂けても言えません(苦笑)昔の佐川急便の先輩後輩の主従関係は今も絶対なんです。
どうやらパイセンが管理を任されている大阪府大阪市中央区上本町西のマンションの1室が水道トラブルみたいです。
浴室の混合水栓の温度調整を高温にせな丁度いい温度にならんらしいです。
『混合水栓を交換したらええんちゃう?』って答えたら『なんでやねん!交換せなアカンか?』って素人みたいな返しがきました。
『温度調整がおかしいならサーモがおかしいって事やからサーモのカートリッジを交換したら直るかも知れんけど…ポタポタ漏れの方のカートリッジもあるから混合水栓の交換しとき!』って言いました。
(実際には混合水栓のスクショも送られてきてます。)
『分かった!山川って大阪市の指定取ってるよな?ほな、やってくれ!ワシは忙しいねん!』
『自分でやったらええねん!ワテがやったら工賃もらうで!勿体無いがな!』
『アホか!古いマンションの壁付混合水栓なんて怖くて出来るかっ!』(本音はそこかいっ!)
そんな訳で翌日の朝一番にパイセン立会いで混合水栓の交換する事が決まりました。
作業日の朝
パイセンと待ち合わせして現場に到着したら引越ししたてみたく段ボール箱が沢山玄関にありました。
『オーナーさんに交換しといてって言われてるんで交換します!』なんてパイセンが説明している間に混合水栓を確認してると入居者さんが話している事に山川設備が『んっ?』ってなりました。
いや、パイセンから聞いてた説明では混合水栓かなぁ~って思ったんですが給湯器の線もあるんじゃね?って思ったんで止水バルブを閉める際に確認しました。
山川設備的には給湯器の寿命は10年で、それ以上の期間はアディショナルタイムと思っています。
とりあえず給湯器に貼られてるシールを見れば確認出来ます。
2007年3月…はいっ、アディショナルタイムに入ってます。
一応、パイセンには説明
入居者様に聞こえない様にパイセンには給湯器の可能性がある事を伝えましたが消去法で混合水栓の交換をしてそれでもダメならって話になりました。
よく見掛ける浴室混合水栓なんですが左側と右側にそれぞれのカートリッジがあり温度調整のカートリッジは左側、ポタポタ漏れを直すなら右側です。
ちなみに山川設備の考えでは『数百万円する車でも10年乗ったら買い替えを考えるのに数万円の混合水栓なんか10年超えてるんなら交換したらいいがな!』って感じです。
壁に付いてるから【壁付水栓】って言うんですがマンションや築年数が古い戸建住宅ではDIYでの交換はお勧めしません。
失敗したら数万円では済まなくなるんでやるなら気を付けてやって下さいねぇ~(笑)
混合水栓の取付工事
難易度的には偏心管を解体撤去をクリア出来れば取り付けは楽勝なんですが…
水平を出したら増し締めして行きます。
山川設備は先に本体とシャワーホースを取り付ける派です。
はいっ、完成!
まとめ
作業が完了してから開栓して通水テストしながらお湯の温度を確認しました。
入居者様が言ってた自動お湯張りの温度がどやこやって話は山川設備に関係ないんでパイセン任せました。
賃貸マンションや借家をお持ちのオーナー様は入退去のタイミングで考えられたら良いと思います。
空室期間が長いとそれまでは大丈夫でも入居した途端に水漏れがある場合もあります。
10年超えたらどんなもんでも傷みますって(苦笑)
あっ!パイセン、いつも大変お世話になっております。(実は感謝しています)