皆さん、ウォーターハンマーってご存知ですか?
Wikipediaによると水撃作用(すいげきさよう)またはウォーターハンマー(英: water hammer)とは、水圧管内の水流を急に締め切ったときに、水の慣性で管内に衝撃と高水圧が発生する現象である。 弁の閉鎖や配管の充水時、ポンプの急停止といった急激な変化によって生じる。(全文パクりました。)との説明がありました。
何か分かりにくいですが蛇口を開いたり閉じたりすると何かが叩く音がする事があります。
主に壁の中や床の下で鳴る事を言いますが人によって認識が違います。
さて、大阪市西区土佐堀からの依頼なんですが『厨房内シンクの混合水栓のお湯を出すとウォーターハンマー現象が発生する。』との事です。
早速、現場に到着して色んな通水テストをします。
依頼内容を信じればお湯を使う時って話なんでお湯側の配管を確認します。
飲食店の厨房内で良く見掛けるパターンの施工ですしこれが問題とは思いませんでした。
仮にこれが問題あるならもっと色んな飲食店で問題になってる筈です。
ちょこっと水を出すだけでは全く問題ないんですが全開にすると『ギィー』って言うか『ガー』って音が鳴りました。
あまりの音の大きさにビビッて水を止め周りを見渡すと店員の皆さんがドヤ顔でこちらを見てました(笑)
てっきりフレキ管が暴れるんかと思っていましたがまさかまさかの混合水栓で音が鳴ってます。
この時点で最悪は混合水栓の交換したら終いやと思っています。
勿論、部品交換で直る可能性もありますから1つづつ試して行きます。
ってか、この混合水栓がギィーギィー言うのもウォーターハンマー現象って言うの正解なんかなぁ~?
そもそも飲食店の依頼でウォーターハンマーって言われたの初めてなんですけどね。
まっ、お客様は神様って言うし、その神様がウォーターハンマーって言ってるんやからそれで良いとしよう。
ハンドルレバーをカスタマイズしてるんやから当然予想できたんですが節水コマパッキンが入ってました。
実はこの節水コマが原因ではないんですがこれに交換した人が原因です。
分かりますかねぇ~?
ここからは想像も含めた話になるんですが恐らく混合水栓から水漏れが始まってパッキンの交換をしようとしたんやと思うんですよ。
どうせなら節水コマの方が良いかなぁ~って思ったんやと思います。
んで交換する時に1つ確認してなかったんやと思います。
この節水コマの前のコマパッキンのパッキンが何処に行ったか…
結論から申し上げますと混合水栓の奥にパッキンが残ってました。
それを取り除いて新しいパッキンに交換したらギィーって音が無くなりました。