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茨木市玉瀬町より【キッチンワンホール混合水栓の交換】って依頼が舞い込んできました。
先日に浴室シャワー水栓の交換をしたお客様なんですが本日作業をしてきました。
そもそもは【キッチンの水栓からの水に黒い粒々が混じる】って相談で『カートリッジを交換したら直るかも?それならPanasonicに連絡して下さい』って案内してました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
前回の作業【浴室シャワー水栓を壁付から台付に変更して混合水栓を交換してみた】
まずは状況確認から
前回の作業時にお伝えしたのは『黒い粒々が混じるにはいくつかの可能性があってまず疑うのは鉄管なんですがこの家に鉄管の可能性はない』って事です。
キッチンシンク下を確認した時に給水も給湯もポリ管だったんで鉄管の可能性は極めて低いと判断しました。
浄水器機能付きのワンホール混合水栓なんですがPanasonicのTKCK40SSKってのが品番シールに記載されていました。
そうなってくるとカートリッジのゴムが劣化して粒々になって出てきてるパターンなんですが自分はこれを疑いました。
カートリッジが劣化してるなら交換をすりゃいいんですがPanasonicのカートリッジは常備してないんで『カートリッジ交換ならPanasonicに連絡してやってもらって下さい。水栓交換ならウチでも対応します。』って話になってました。
前回の作業に時間が掛かってた理由の一つにこれの相談があったんですが奥様から『浄水器は全然使ってないしシャワーホースもほとんど伸ばしてない』って聞けてたんで『Panasonicの水栓はシャワーホースからの水漏れが後々起こる可能性があります』ってお伝えしました。
これは何もPanasonicに限ってではなくMYMやTOTOなんかでもキッチン下の水漏れや洗面所下の水漏れでよくある話です。
カタログを見てもらってる間に前回は作業をしてまして『最後は旦那様に相談して決めて下さい』って言ってて本日の作業となった訳です。
ワンホール混合水栓の解体撤去
まずはキッチンシンク下に潜って給水給湯ホース類を解体撤去します。今回は逆止弁の解体撤去にちょっと苦労しました。
って言うのも樹脂管の継手金具をアンギラでつまんで逆止弁を緩めたんですがなかなか固着してて緩みませんでした。
全体止水をせずにやってなかったんで割ったら噴水になるんで慎重にやりました。
シンク下のホース類を解体したら上から水栓が引っこ抜けます。取付穴周辺が汚れていたのでこのタイミングで綺麗に掃除をしました。
ワンホール混合水栓の選択
さて、今回のワンホール混合水栓の交換にあたって水栓選びなんですが自分は浄水器機能付きでシャワーホースが伸びないタイプを推してました。
奥様が『今までほとんど浄水器機能を使った事がない』って仰っていたんで『お米を研ぐ水や野菜を洗うのにも浄水器の水は良いんですよ!』ってお伝えしてたんですが『一番シンプルなヤツでお願いします』って依頼でした。
どちらを選ばれてても山川設備の工賃は変わらないんですがやはり浄水器機能付きは本体の費用が高くなります。
この結果『ワテは浄水器のセールスマンは無理だな』って思いました(苦笑)
ワンホール混合水栓の取り付け
今回のワンホール混合水栓の取り付けはまず台座を取り付けします。これが上手く行かないと全てが上手く行かないんでここがキモと言えます。
次に水栓を上から差し込んで固定をして行きます。
後はシンク下に潜って逆止弁を取り付けて給水給湯ホースを接続します。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?後は止水バルブを開栓して水漏れが無いかの確認をして動作確認をします。
今回はPanasonicのTKCK40SSKからTOTOのTKS05301Jへの交換でした。
ちなみに水栓交換をしたら黒い粒々が混じるって現象は無くなっていました。
やはりカートリッジのゴム片だったみたいです。現場からは以上です。
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