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厨房シンク立水栓の交換 SANEI製ミニセラ水栓を取り付け…
東大阪市新町より【厨房シンクの立水栓を交換してほしい】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【保健所の指示でハンドル水栓では許可が下りずミニセラ水栓だったらOKらしいです】との事です。
たまたま前に別の箇所の水栓をミニセラ水栓に交換してたんですが保健所の検査にきた人がそれを指差して『これならOK』と言ったそうです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
数日前に相談を受けてたんですが、どうやらこの厨房シンクの水栓3つの内どれかをミニセラ水栓に交換しなくちゃいけないらしいんです。
右でも左でもどちらでも良かったんですが店長様は『右でお願いします』との事です。
隣の調理台を外して下にある止水栓を閉めて行きます。
『わざわざ調理台を外さんでもエエやろ…』って思う方もいらっしゃると思いますが後々何で外したかが明らかになるんで(笑)
立水栓の解体撤去
さて、立水栓の解体撤去なんですが長年使用の為、固着してて専用工具を使っても締め付けナットが緩みませんでした。
そんな訳で結局3本のフレキも全て外して厨房シンクをズラして何とか外しました。
新しい水栓はこちら、SANEI製ミニセラ立形上向自在水栓JA575-13を用意しました。
ぶっちゃけ厨房シンクの水栓はミニセラ水栓が一番適していると自分は思っています。
特に従業員が数名居るのならそれぞれのハンドルの締め込み具合は様々ですから90°しか動き様のないミニセラ水栓は優れています。
立水栓の取り付け
右側にミニセラ水栓を取り付けてスパウトを左側の水栓に移植して既設水栓のスパウトを右側に移植します。
この際に既設水栓のスパウトの根元に巻かれてたシールテープを新しく巻き直したんですが水漏れがします。
勿論、パッキン交換も試したんですが根元が欠けてるんで水漏れしちゃいます。
スパウト交換
そんな訳で300のスパウトを持ってなかったんでベンリー自在パイプに交換しました。
この調理台には寸胴鍋が置かれるんでなんかラーメン屋っぽくて良いでしょ?(うどん屋ですが…)
気になるベンリー自在パイプの品番ですがSANEI製PA18A-76X4-16を取り付けました。
この76Xの後の数字で長さが変わるんで4は400って感じです。
外したフレキ管の接続を再度接続して行きます。この時に平パッキンは全て交換しときました(これ大事)
止水バルブを開栓してエア抜きがてら通水テストをして依頼内容の箇所は作業終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
この後、店長様から『洗い場シンクの立水栓がグラグラしてるのも見てほしい』って言われてそちらも固定作業をしました。
結局洗い場シンクもズラしてやったんですがパートさんがぞろぞろ出勤し始めてたんで写真を撮る暇はありませんでした。
さっ、施工事例も書けたし昼御飯に行ってきます。
現場からは以上です。
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