目次
大阪市生野区巽中より【2F建て屋上のエコキュートのホースから水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
依頼の段階で『はしごが要る』って聞いてたんで『ワテのはしごで足りるんかなぁ~』って思いながら急行したんですが全然足りませんでした。
ほぼほぼ諦めて『よく屋上の水漏れなんかに気が付きましたね?』って質問してから事態が急展開しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して『こりゃ無理じゃね?』ってすぐに思いました。ワテが常々持って出てるはしごが7尺なんですが『スライダーが要るよね?』って高さの建物でした。
冒頭でも言った様にオーナー様に『よく屋上の水漏れに気付きましたね?』って質問した時に破裂してる箇所を教えて下さり『あっ!何とか対応出来るかも?』ってなりました。
屋上って言うからてっきりエコキュートの側で水漏れしてるんかなぁ~って思ってたんですが破裂してるんは下の方で何とか対応出来そうでした。
架橋ポリエチレン管が剝き出しになってる部分が紫外線でやられた感じで破裂を起こしてオーナー様がホームセンターで買ってきたアロンテープでグルグル巻きにされてました。
アロンテープって慣れてる人が巻いたらある程度止まるんですがコツが要るんでこんな巻き方しても水は一切止まりません。
巻いては見たものの一切水が止まらなかったそうで止水バルブでお湯を止めてはりました。
架橋ポリエチレン管の切り換え
そうそう、お店は美容室だったんでお湯が使えないって事は営業が出来ません。
そんな訳で応急処置で架橋ポリエチレン管の切り換えをする事にしました。
オーナー様がアロンテープをグルグル巻きにしたトコからすぐのトコで切るんですが実は架橋ポリエチレン管って紫外線に当たってるトコはサクいんで切るのにもコツが要ります。
真っ直ぐ切らないとダメなんですが切る時は回しながら切って行きます。
架橋ポリエチレン管の施工
んな訳で切った分だけソケットで延長してフレキ管に接続しました。これで一旦水漏れは止まりますが紫外線に当たってる他の部分もじきに破裂するんであくまでも一時しのぎで応急処置です。
後は定休日にでも配管の切り換え工事をすれば良いだけです。
問題はスライダーで上がってないから屋上がどないなってるかの確認が出来てない事です。
元々がアルミ三層管でやらずに架橋ポリエチレン管を使ってるんでどうするか…
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?『エコキュートを設置した業者さんに相談して同じ様な施工するならウチに連絡下さい』って言って一旦撤収しました。
化粧カバーもボロボロになってたからアレもやり直さないとあきません。
山川設備に連絡がきたらアルミ三層管でやり直します。現場からは以上です。
関連記事
【エコキュート、室外機との配管から水漏れ】(別館サイト)