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大東市灰塚より【給湯器の配管?水漏れ 】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【昨日の夜に気付いて他社さんを呼んだら見積もりは修理で3万ぐらい言われた】との事です。
昨日の夜からずっと水道メーターの止水栓を閉めてはったんで宅内に水湯は供給されてない状態だったんですが旦那様が『アイツの物言いが気に入らん』って断ったそうです。
では、この現場がどんな感じの現場だったんか詳しく解説します。
まずは状況確認から
現場に到着すると玄関側に給湯器がありました。事前に邪魔になる自転車等も退けてくれてたんで作業スペースはゆったりしています。
この時点では水道メーターの止水栓で水道を止めてはったんですが『昨日、雨が降ってきたんかと思ったら水道が出てる音で他の水道の出が極端に悪くなった』とは奥様の話です。
水道メーターもすぐ側にあったんで試しにちょっとだけ水道メーターの止水栓を開栓してみたら見事に噴水状態が確認出来ました。
原因は直射日光が当たるんで紫外線でやられたんやと思います。
どこで架橋ポリエチレン管を切るか決めて寸法を図り継手を決めてだいたいの金額を見積りしました。
既設配管を解体撤去
『やって下さい!』って奥様のGOサインが出て給湯器から給湯管を外して行きます。
ここはユニオンナットになってるんでモンキーレンチで緩めるだけなんですが固着した紙パッキンは上手に外さなくてはいけません。
次に台所の下辺りの紫外線防止のシールの先でお湯の管を切って行きます。
ここから床下に配管されてるんですが他も漏ってたらなかなか厄介な事になります。
解体撤去した架橋ポリエチレン管は700程で同じ様に繋いで配管をして行きます。
切った時に割れる感じだったんで相当紫外線にやられてるんやと思います。
給湯管の改修工事
先に架橋ポリエチレン管を繋いでいって通水テストをして水漏れが無いかの確認をしてから保温設備の施工を行います。
横にVP管で水道管も見えてたんですが特に保温設備をしてなかったんで『再度寒波が来たら破裂するから注意が必要です』と奥様にレクチャーします。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?昨日の夜に来た他業者さんの見積もりよりは安く出来たんですがそうなる様に紫外線シールは巻いていません
そこまでやればそれでも安くなるとは思いますがそんな変わらんと思います。
これからの季節、水道管の破裂は急に来るんで山川設備を覚えておいて下さい!現場からは以上です。