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大阪市西区江戸堀より【営業前の飲食店で給水管の破損】って依頼が舞い込んできました。
佐川急便時代の同僚から珍しく電話があり『隣のお店が水道管が破裂して噴水ショーらしいねんけど来たってくれへん?』との事です。
営業前の時間帯だったから給水管が折れているなら『昼の営業は諦めてもらうか…』なんて思いながら現場に向かったんですがそんな時に限って道は混んでる(苦笑)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に向かってる最中にも催促の電話が入ってたんで『給水管を折っても昼の営業をやるつもりか?』って思ってたんですが現場に到着すると『一瞬で止めて!』なんて言ってます。
水道メーターで止めて諦めてりゃいいのに水を絞って仕込みをしてはりました。
『ノリが乾くまでの間30分は掛りますよ!』って言ったら『いつもウチが使ってる水道屋さんがとりあえずそこだけ一瞬で止めといてもらえ!って言ってました。』との事です。
恐らく栗岡式断水器で止水作業か油圧式の断水器で止水作業せえって言ってるんでしょうがぶっちゃけちょっとワテを舐めてるな…って思ったんでムカつくから『帰ったろか』って思いました。
いや、山川設備に直接連絡してきてるなら間違いなく帰ってたと思います。
だったら最初からその水道屋さんを呼べば良いんです。営業出来る出来ないは知ったこっちゃありません。
とは言え、連絡してきてるのは隣のお店のワテの元同僚…ヤツの顔を潰す事になりかねないんで黙って止水作業をする事にしました。(なんて大人なんでしょう)
給水管をぶった切る
んな訳で給水管をぶった切る事にしました。ちなみにお客様が止水バルブを閉めてたんですが水はジャンジャン出てる状態です。
この先の蛇口だけは一旦使えなくなりますが他の水は使える様にします。
手に持ってるのが止水コマで栗岡式断水器で止水作業に取り掛かりました。
この方法だとノリが乾くとか関係無くなるんで一旦そこだけ止水する時に使います。
念の為にキャップしとく
栗岡式断水器で止水コマを入れたら念の為に給水管にキャップをしときます。
キャップはノリを使いますが止水は止水コマでしてるんで問題ありません。
お客様が止水バルブを開栓してワテは水漏れ確認をして行きます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?30分だけ待ってくれたら給水管の繋ぎ直しが出来てお抱えの水道屋さんは来なくても良くなるんですがこれだと後から繋ぎ直し来てもらわなきゃいけません。
要は自分達の仕事を取られたくないからお抱えの水道屋さんは緊急止水作業を指示したんやと思います。
費用的にも緊急止水作業も給水管の繋ぎ直しもこの距離なら変わらないんでお抱えの水道屋さんの分だけ費用が増えてるだけなんです。
んな訳で作業が終わってから元同僚に『あんな人にワテを紹介すんな!』って言って作業は終了です。