結論から言うと、どうって事ない話なんですが現場ではなかなかのパニックになりました。
大阪市中央区西心斎橋の美容室よりシャンプー台が使用しなくても漏水し続けるって依頼が舞い込んできました。
この界隈では待ち合わせ場所になったりするあのビルです。
4階なんで水が漏れっぱなしなら階下漏水になるんでとりあえず普通なら全体止水して営業なんぞしてる場合じゃないんですが…
到着すると普通に営業してました(苦笑)
シャンプー台まで案内されて説明もなく丸投げ…
うんっ、この店の責任者だと思うけどヤバいよね〜
シャンプー台の下はボトボトに水浸しになってます。
シャンプー台の裏側に回ると既にカバーは外されてました。
タオルでぐるぐる巻きにしてるトコからボトボト水漏れしてますがお客様の髪を拭くタオルが床に散乱してるのみ(苦笑)
いやぁ〜せめてバケツで受けとこうよ(笑)
危機管理能力全く無し!
階下漏水の賠償金ってただでさえ凄い金額になるんやけどこんな商業施設だと想像もつきません。
さて、ほったらかしにして見捨てても良いんですが土曜日で山川設備に連絡があったって事は常に使ってる水道屋さんが捕まらなかったんやなぁ〜と容易に想像出来たんで思い留まり修理する事にしました。
あぁ〜山川設備って若い女性には甘いわぁ〜(苦笑)
この写真だけを見たらブレードフレキを解体してキャップしてるだけなんですがこの作業をする為には止水しなくちゃいけないんで止水栓を閉めようとするものの固くて閉まらずだったんです。
バックヤードにある給湯器から貯湯器?(パニックになってて結局何か分からず)の止水バルブっちゅうバルブを全て閉めて作業しました。
全体止水しますってアナウンスしても別のシャンプー台なら使えると思ったのかお客様を寝かせてるし…
水が出ないのを確認して山川設備の顔を見ますけど「人の話を聞いてないですよね〜?」っとばかりに無視して作業を続けました。
さてと…
とりあえず止水は出来たんでこれまでの水の行き先は知らんけどここからは水漏れしてないんで後はメーカーなと普段使ってる水道屋さんなとが直せば良いんで帰ろうと報告の連絡したら「とりあえず使える様にしたってくれ!」ですって…
机に座ってる人は簡単に言うよなぁ〜(苦笑)
そもそもブレードフレキなんて常備してませんから(笑)
次の止水のタイミングを伺いながら皆さんのシャンプーの動作を確認してると別にブレードフレキじゃなくても良い様に見えました。
じゃあフレキ管ならすぐに施工出来るがなって事で急遽フレキ管を作って取り付けました。
んで通水テストをすると今度はシャンプー台の裏側の下の方でも水漏れが発見出来ました!
1箇所じゃないんかぁ〜い(苦笑)
よく見ると排水蛇腹ホースにも亀裂が入ってました。
はいっ、水漏れしてたブレードフレキと排水蛇腹ホースの残骸です。
結果的にこの2箇所の交換で水漏れは止まったんですがここまでの過程を店内の誰も分かってなければ元請けも分かってないのが悔しくて悔しくて…
そんな訳で何度か依頼してくれてる知り合いのお友達のお店の為にシャンプー台に興味があっただけなのにね〜
最初に断るか迷ったんですがその件でシャンプー台の裏側を見たかったから行ったんですがエラい目に遭いました。
更に言うとその後知り合いのお友達に連絡したら…
美容師ってヤバい人ばっかり?
これからは勘違いしてる人は全て断ります!