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東大阪市吉田下島より【台所のシンク裏に通っているお湯のパイプから水漏れしているようだ…】って依頼が舞い込んできました。
床下点検口から潜ってみると被覆銅管の水漏れでした。銅管のピンホール水漏れって感じです。
壁の中の固定が外れてて要らん負担が掛かっていたんでは?ってのが見てみて思った事です。
とりあえず給湯器で止水しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して一番先に気付いたんはシンクに貼り付けられている山川設備の割引クーポンでした。
『あぁ~別館サイトを見てはったんや…』って感じです。お母さんが『これアンタか?』って言うからマスクを外して顔を見せたんですが『ホンマにアンタか?』ってずっと言われてました(号泣)
どうやら息子さんが昨日来て貼って行ったそうです。あまりにもふざけた写真なんで恥ずかしくなって『近々割引クーポンのデザインを変えよ』って思いました。
床下点検口から潜って確認
お母さんが『敷物の下に床下点検口がある』って敷物をズラせてくれました。
どうやらここから水漏れの箇所が見えるらしいです。
床下点検口の蓋を外すと遠くに被覆銅管が見えてボタボタと水漏れしてました。話を聞くと水道検針の方が水道メーターのパイロットを見て『ぼんやり回ってる』って気付いてあちこち調べてここまで発見してくれてたそうです。
どうやら他の人はパッと見ただけっぽいんですが被覆を外さずに安い見積りを出したそうです。
近付いて水漏れの状況を確認するとどう考えても壁の中の上の方からの伝い水に見えます。
自分はこれを見て『偏芯管を外してコアドリルで穴を開けて一旦給水管を外に出して通気口から再度床下に入れて既設銅管に繋ぎ込むのが一番傷が浅い』って提案しましたが息子さんに電話をすると『シンクを外して壁を開けて切替』って言った業者さんにやってもらうとの事です。
床下の水漏れ状況の動画
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?息子さんの話では大工さんに台所シンクを外させて切り替えてもらうって事だったんですが自分は外したら崩れる可能性があるからコアドリルで穴を開ける方が良いと思いました。
どうやらタイル屋さんを入れても山川設備より安く出来るそうです。
自分は値下げ合戦に係わりたくないんでこの時点で給湯器で止水して撤収しました。
現場からは以上です。
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