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東大阪市稲田本町より【キッチン床下の水道管の亀裂による水漏れ修理の件】って依頼が舞い込んできました。
山川設備には珍しくメールでのお問い合わせです。基本的にメールでのお問い合わせは気付かないフリしてスルーする事が多いんですが(ふざけた人が多いってイメージです)
今回は数枚の写真まで添付されてたんで『ホンマに困ってるんかなぁ~』って思って話を聞きました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
メールの内容
初めてご連絡させて頂きます。
以前、キッチン床下の配管付近から水漏れの音がする為、床下収納庫を外し確認した所、かなりの水漏れがあったので、硬質エポパテやテープ類で数回に亘り補修をし、一旦は完全に止まりました。
東大阪市の水道局には水漏れ補修の減免も申請、以降は水道料金も下がりました。
先日から再びキッチンから軽微な水漏れ音が聞こえ始め、再び床下収納を外し確認しました所、補修した個所から水漏れしておりました。
水漏れ個所は金属管(鉛と思われます)で、L型の角の辺りです。
築が昭和50年頃の2階建木造戸建てで、老朽化によるものと思われます。
東大阪市の水道局に連絡し、紹介頂いた指定業者店様に電話しましたが、忙しいと断られました。
ネットで調べてご連絡させて頂きました。宜しければ修理をお願いしたいと思います。
ご検討よろしくお願い申し上げます。
こんな感じでメールと共に3枚の写真が送られてきた訳です。
まずは状況確認から
ウチの事務員さんから連絡をさせて頂き基本料金(出張・調査)が掛かる事や駐車場の料金も掛かる事をお伝えしてお伺いしました。
さすがに自分でテープで補修してるとの事でキッチンの点検口まで開けて待っててくれました。
メールの内容も聞いてたんで『恐らく給湯配管の銅管で間違いないやろなぁ~』って思っていましたが念の為に覗いてみる事にしました。
この時点では水道メーターで全体止水をされてたんで水漏れはないんですが状況と話を聞く限り『被覆銅管のエルボでピンホール水漏れしたんやな』って感じです。
給湯器で止水
給湯配管って事は目視で確認出来たんでとりあえず家の裏にある給湯器で止水してみました。
旦那様は直るまで水が使えないもんやと思ってたみたいなんですがこれでトイレも水も使える様になります。
水道メーターを開栓して止まるまで見てたんですがいつまで経ってもピタッと止まりません。
って言うのも被覆銅管の調査をしてる時に水道管がVP管やった事に気付いたんで『これは冬に破裂する事があるんですよ』って言ってたんですがホンマに止まりません。
ボールタップかなぁ~って思ってトイレも見ましたがトイレタンクの中はピタッと止まっています。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?旦那様が気付いてる部分を繋ぎ直すのか?給湯配管をやりなおすのか?って話から水道管の話になったんで一旦保留で家族会議してもらう事になりました。
そもそも最初の水漏れをテープで止めれてるって事で簡単に考えてはったんでぶっちゃけ後々の事を考えたら一部補修はやりたくないなぁ~って思っていました。
方針が決まったら連絡が来る事になってるんで後は待つだけです(苦笑)現場からは以上です。