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製氷機の下辺りの床排水が詰まっているのか水が溢れてくる
大阪市天王寺区勝山より【製氷機の下辺りの床排水が詰まっているのか水が溢れてくる】って依頼が舞い込んできました。
去年の年末に床排水が詰まって解消させてていつもなら2年は持つなぁ~ってリピーター様のお店でまた事件です。
前回の作業【厨房のシンク下、床排水の詰まり 管内カメラ調査とフレックスシャフト】
とりあえず状況確認して簡単な作業で直す事が出来ました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
前回は厨房シンク下の床排水詰まりでそこは大丈夫だが違う所から水が溢れて来たとの事だったんでとりあえずシンク下の状況確認をして行きます。
シンク下を覗いた瞬間『あれっ?この先の排水管はどこに行ったんやろ?』って思いました。
チーズでトンボ配管にしてるんですが排水パイプもしくは掃除点検口の蓋が見当たらないんです。
念の為に食洗機のお湯を抜いてもらったら思った箇所から水漏れしてきます。
『そら、逆勾配やからそうなるわな…』って思いました。
『恐らく詰まりとかではなくて単純に排水パイプが抜けてるだけですよ』って説明してそこら辺に転がっていないか探して行きます。
抜けた排水パイプ
辺りを見回しても見付からなかったんで諦めて車に戻って『掃除点検口の蓋でも付けとこっ!』って立ち上がった時にお客様が『ひょっとして探しているのはこれですか?』って排水パイプを出してきました。
どうやら掃除の時に気付いて何か分からず捨てようとしてたらしいんです。
『それそれ!確か前に来た時はそんなんが付いてましたわ!』って吞気に写真なんぞ撮りました。
普通はノリで接続するもんなんですがノリが甘かったのか、そもそもノリをするのを忘れてたのか排水パイプにはノリの跡がありませんでした。
排水パイプの接続
そんな訳で元通りに排水パイプの接続をしたんですがそもそも何でこんな不細工なトンボ配管にしたんやろ?
掃除点検口の蓋を取り付けるならまだしも排水パイプの延長って…ここの設備をやった人に説明してほしいくらいです。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?食洗機の排水が温度が高く排水パイプが抜けた可能性も否定出来ないんで一旦これで様子見してもらいます。
ノリをしてて抜けたんなら今回のもすぐに抜けると思います。
そうなったらHT管で排水管を引き直して高温に耐えれる様にするだけです。
現場からは以上です。
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