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排水トラップのパイプが上との接続部分で折れて水漏れしてしまう
門真市新橋町より【洗面台下の排水トラップのパイプが上との接続部分で折れて水漏れしてしまう…経年劣化だと思う】って依頼が舞い込んできました。
数日前に他業者さんが来たそうで『洗面台ごとやり直さなアカン』って言われたそうです。
今回の最大の難所は旦那様が一旦『ポップアップは残したい』って言った事でした。
奥様が『水なんか溜めへん!』って言ってくれてなかったら部材を取り寄せて後日作業になるトコでした。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると奥様が2Fに案内して下さいました。依頼を下さってたのは旦那様だったそうなんですが不在でした。
さて、洗面台の下を確認すると依頼内容通り排水パイプが完全に折れてる状態でした。
この手のタイプの排水トラップは水漏れしたら交換すりゃ良いんですが問題はポップアップ排水栓です。
洗面台の裏にある棒を使って排水栓を開けたり閉めたりする仕組みなんですが部材が異常に高いんです。
しかもこんなの店舗等でしか見掛けないんで流石の山川設備も持っておらず部材発注しないといけません。
ただ、即日対応出来るパターンが1つあるんですがそれはポップアップ排水栓を諦める必要があります。
洗面台の品番確認
奥様に旦那様に電話をしてもらってる間に洗面台の品番確認をしてTOTOのL546Uって事を確認しました。
奥様への説明では『ポップアップ排水栓を諦めてゴム栓するタイプの排水トラップなら即日対応出来ますが水を溜めて使われる事はありますか?』って聞いたら『水なんか溜めた事が無いから別に要らない』との事だったんです。
駄菓子菓子、電話を変わって旦那様に説明すると『ポップアップの仕組みは要る』 ってまさかの返答でした。
ここからは奥様が旦那様に説得する時間となりました。
排水トラップの交換
奥様が無事に旦那様を説得して下さり排水トラップの交換をする事になりました。
ぶっちゃけ今までポップアップ排水栓を残した事がなかったんで『うわぁ~始めてかも…』ってちょっとワクワクしたんですがいつものお決まりの排水トラップの交換で収まりました。
ちなみにですがポップアップ排水栓って皆さんが思ってるよりもめっさ高いです。
だいたい金額を伝えると『ゴメン、やっぱ普通の排水トラップに…』ってなるんですが今回は金額よりも『一刻も早く直してほしい』って奥様の意見が通った形になりました。
さて、排水トラップなんですがSANEIさんのアフレ付きSトラップPH70-32が倉庫にあったんでそれをカスタマイズして取り付けしました。
普段はあんまりやらないんですが既製品ほSトラップに片ツバ管だけ別パイプを使いました。
自分的にはセットよりカスタマイズのみで作っていく方が得意なんですがやはりセットの既製品はバランスが少し悪いです。
セットのスティック管が短いから必然的に片ツバ管で調整するんですがやっぱバランスがおかしいです。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
防臭キャップ(クリーンパッキン)は新しい物に交換してワン座は既設品を再利用しました。
これは珍しく排水管が50だった為です。
長いスティック管も持ってたんで全てバラでカスタマイズした方がカッコよかったかもしれませんが後から旦那様が『やっぱポップアップ排水栓が要る』って言い出した時の宿題にしました。
現場からは以上です。
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