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店舗の改装中に厨房洗い場シンク下からの水漏れ修理
大阪府大阪市中央区東心斎橋の改装中の店舗から「厨房洗い場シンク下からの水漏れ修理」依頼が舞い込んで来ました。
依頼を聞いて現場に急行してる間はお客様からの「オーバーフローからの水漏れ」情報もありました。
オーバーフローの水漏れで交換しなきゃいけないパターンやったら即日修理は無理かなぁ〜と思ってました。
理由は材料が数え切れんくらいの数が多く寸法や形状が違うと全く無駄になるんでさすがの山川設備も常備してません。
現場を見て寸法を測って「これやっ!」って物を見付ける事が大事なんです。
飲食店の厨房洗い場シンクなんて既製品なんてほとんど無くて現場に合わせて作っているからまあまあ厄介なんです。
これが最近流行りの居抜き物件だったら尚の事ややこしい話になる可能性がありますからやはり現場を見てからの調査して見積りになります。
まずは状況確認
元々この洗い場シンクはこの店舗で使ってた物だそうです。
2層シンクで右側のオーバーフローには割れた跡がありますからそこからかなぁ〜?って思いながら通水テストをして行きます。
センスを疑う排水設備
厨房洗い場シンク下を見てみると衝撃的な事になってます。
簡易のグリストラップがあるんですが排水蛇腹ホースが垂れてる為に営業が始まったらすぐに詰まる事は簡単に想像出来ます。
グリストラップや排水蛇腹ホースは綺麗なんで今回の改装中に誰かが新設ないし交換をしたんでしょうがセンスのかけらもありません。
仮に予算を抑えられたりしてもこれは無いなぁ〜と思いました。
山川設備的にはこんな感じの仕事やったら信用問題になるから逆に断るけどなぁ〜って思いました。
水漏れ箇所発見!
まっ、水漏れ箇所は特定出来たんですが排水蛇腹ホースが垂れてる以上やるだけ無駄なんで色んな提案をしました。
仮にこの状態で排水蛇腹ホースをやり替えても問題になるだけやから現時点では触らない方が良いと判断しました。
週明けに保健所の検査が入るからその後に方針を決めて工事にしたいと思います。
もちろん、排水蛇腹ホースをグリストラップを使わずに排水管に繋ぐ方向なら自分達でも出来ると思いますからDIYで修理することも出来ます。
またグリストラップを使う場合の施工も数パターン用意してるんで後はお客様の希望通りにしたいと思いますがセンスのない事を言い出したら全力で反対もするつもりです。
まとめ
簡単に言うとグリストラップを使う使わないが1つあります。
本来ならあるのが当たり前なんですが(笑)
グリストラップを使うなら置き場所と配管を工夫しなくてはいけません。
グリストラップがあってもこの簡易的なヤツなら必ず排水管は時期が来ればつまりますからそれを解消させ易い施工をするんが良いと思います。
どちらにしても検査の後の話なんでアドバイスだけして終了です。
また連絡お待ちしてます!