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枚方市東香里新町より【台所シンクの下から水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【シンクにくっついているトラップの上の方(辺り)から水がポタポタ漏れている】との事です。
排水栓の固定が緩んでて水漏れしてたんですが問題は何故そこが緩んでしまったのか?
トラップの掃除の際に気を付けなきゃいけない事は?
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して早速台所シンクまで案内して頂きました。依頼時に水漏れ箇所を詳しく聞いていたんでシンク下を確認していきたいと思います。
シンク下を確認して排水栓の上の方からの水漏れ跡を確認出来ました。奥様は水漏れに気付いてからキッチンを使うのを控えてたそうです。
多少、サビが回っていますがパッキンの交換で直るんでしょうか?
排水栓の解体撤去
排水栓の解体撤去をする際に排水栓を固定するナット部分がグラグラで固定が緩んでいました。
『何で固定が緩んだんかなぁ~』って思いながら水封トラップを外そうとしたら固くてなかなか外せませんでした。
あくまでも想像なんですが水封トラップを取り付ける際にネジを斜めに装着してしまい固くて外す時に供回りしたと考えられます。
そうなってくると排水栓の交換が必要なんですが上手く水漏れは止まってくれるか…
排水栓のパッキン交換
排水栓の寸法を測ってSANEIのPP40-63-Sってパッキンを用意しました。
このパッキンは保管方法が難しく適当な保管だとヨレちゃうから注意が必要なんです。
排水栓のパッキン交換の方法なんですがパッキンを先に排水栓にセットするんがキモとなります。
これをシンク側にセットして排水栓を置く順番だと上手く行きません。(自分はどちらでも出来ますが…)
排水栓を固定
排水栓にパッキンをセットしたらシンクに設置して行きます。ここまでは素人さんでも簡単なんですが問題はここから(笑)
排水栓ナットを締め込んで行くんですがこれが素人さんは上手く出来ません。
これを上手くやるコツなんですが排水栓を解体撤去した時に洗面所かお風呂で歯ブラシを使って先に綺麗に洗っとく事がキモとなります。
シンクも綺麗に掃除して排水栓はナット部分も綺麗に掃除しとく必要があります。
排水栓の固定が出来たら排水蛇腹ホースを接続して行きます。
締め忘れが無いかチェックしてから通水テストをして行きます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?雑巾や排水栓の蓋を利用してシンクに水を溜めて一気に流す通水テストをして水漏れが無いかの確認したら作業は終了です。
これで水漏れが止まらなければダブルパッキンにしたり排水栓の交換をしたりします。
それでもダメな時は応急処置でコーキング処理したりしますがそこまで行ったらキッチンのリフォーム工事をお勧めします。
ジワッと漏れたりでも早く対処しないとシンク側にピンホールが入るんで粘っちゃダメです。
現場からは以上です。
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