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大阪市西区江戸堀より【飲食店 2Fの洗い場シンクの排水詰まり】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【ちょっとなら流れるがシンクに水を溜めて一気に流すと物凄く流れるのが遅い】との事です。
お店のオーナーが知り合いで【完全に詰まるまでに何とかして!】って感じだったんで平日は踏ん張ってもらいお店が休みの日曜日に落ち着いて作業をする事にしました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して洗い場シンクの下を確認すると40の排水管に排水蛇腹ホースが突っ込んであるんですが元々シンクを置くつもりじゃなかったのか排水管は立ち上がりから無駄に曲がりが多い施工になっていました。
これが50の排水管で施工されてるならまだしも40の排水管では出来る事も限られています。
1Fに下りて天井を見上げると2Fからの排水管が確認出来ました。横引になってから50の排水管に切り替わっているんですが『どうせなら全部50で配管やっとけよ!』って思いました。
とは言えオーナーは知り合いだか後輩だかから引き継いでこの店をやり始めたんでその辺の事は全く分かっていません。
この横引を辿って行くと店外に出て汚水管と繋がって床下に行き店内のインバート排水桝を通過して最終桝に向かうってトコまでは確認出来ました。
電動フレキシロッダーCREで通管作業
製氷機の排水蛇腹ホースが突っ込んである排水管から8mmワイヤーを通す事にしました。
さすがに楽勝で1F天井の横引まで通ったんですが所詮8mmワイヤーなんで50の排水管詰まりは抜けません。
今思えば店の前に車を止めて上流側からの洗管作業でも良かったんですが『コロナの影響で苦しいハズなんであんまり費用負担させられへんな』と通管作業に徹しました。
一応10mmワイヤーにドロップヘッド大のセッティングでもやってみたんですが1F天井までを曲がりが多くて入って行きません。
『そもそも50の排水管だったら問題無いのに』って思いある事を思い付きました。
排水管の改修工事
排水管が40なんが問題なら50の排水管に切り換えれば良いんじゃね?って思いお店が休みなんで思い切って排水管の改修工事をする事にしました。
駄菓子菓子、シンクを退けて床を開口解体すると排水管の接続がキワキワで『あぁ~何でこんな面倒な事を思い付いたんだろ?』って思いましたが知り合いのお店なんで引くに引けません。
こんな感じで1F天井の排水管を解体撤去して50の排水管までを配管し直しました。
途中で電動フレキシロッダーCREで10mmワイヤーにグリスカッター37に変更して通管作業をしときました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?配管をし直してからの写真が撮れておらずガッカリしました。
次にプライベートで行った時に写真を撮って記事を更新したいと思います。
今回の排水管の改修工事で次回詰まった時は通管作業がしやすくなりました。
まっ、暫くは詰まらないと思いますが(苦笑)現場からは以上です。