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店舗 ラーメン屋 グリストラップのパイプの先から詰まっている
大阪市住之江区より【店舗 ラーメン屋 グリストラップのパイプの先から詰まっている】って依頼が山川設備に舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【3層に分かれてるけど間の板も無くなっている手を突っ込んでパイプの先の取れる物は取ってみたが直らない】との事です。
更に言うと【40年位前からラーメン屋をしていてその時は店主が自分でゴミを取り出していた。引き継ぐまで3ヶ月開けてなかったので水も使ってなかったがつい3日前位から再開したところグリストが詰まった。始める前に自分で出来る範囲の物は取った(油の塊の様な物がいっぱい出てきてた…)が全部取り切れていないと思う】らしいです。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してまずは最終桝がアッサリと見付かりました。
汚れ具合から『ほぼほぼコイツで間違いないやろ…問題はグリストの位置や…』って思いました。
話を聞いてると『このグリストラップの水位がドンドン上がってきた』との事です。
グリストラップの蓋を開けると仕切り板が無い状態でしたが水位は下がっていました。
あちこちの水を流しているとグリストラップの水位がすぐに上がってきました。。
管内カメラ調査
排水経路の確認をする為に最終桝から管内カメラ調査をして行きます。
管内カメラ調査をすると管底に油脂の塊が堆積してました。
本来ならば最終桝から高圧洗浄すれば良い話なんですが歩道に乗り上げての勝負はしたくありませんでした。
これは山川設備の評判も下げたくないしラーメン屋さんの評判も下げたくはなかったんです。
電動フレキシロッダーCREでの通管作業
電動フレキシロッダーCREに10mmワイヤーを準備しました。
掃除点検口を開けるとタプンタプンの状況で管口径を見てドロップヘッド大をブレードカッター57に変更しました。
ブレードカッター57が最終桝に到着してまずはブレードカッター75に付け替えて復路を清掃します。
フレックスシャフトK9-204
次にフレックスシャフトK9-204で管壁に付着する油脂の塊を除去する作業です。
お店をリスタートするのに排水管の中に油脂の塊を残しとく訳には行きません。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
実際の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
グリストラップから最終桝までの油脂の塊は全て除去しました。
現場からは以上です。