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前回調査をした飲食店の排水つまりを除去した方法とは?
先日現場調査をした大阪府東大阪市足代新町の飲食店の排水つまり修理を解説して行きます。
前回の現場調査の模様はこちらからどうぞ
完全に詰まってる訳ではないんだけど洗い場シンクにバケツに溜めた水を一気に流すとあちこちが溢れるって感じだったんで余裕を持っての連絡で今回の作業となりました。
作業が長引いて営業時間をまたぐのを避けての定休日の作業となりました。
約束の時間前に到着
前回の調査では開けてチェックをしただけなんですが今回は実際に作業をするんでいよいよの場合に備えて排水マスをあけておきます。
って言うのも約束の時間より30分も早く着いたんで定休日なんでせっかくの休みにわざわざ出てきてもらうからなるべく早めに作業を終わらす為に店の外で出来る準備はしとこうと思いました。
まっ、【仕事は段取り、洗濯はランドリー】ってヤツです(笑)
グリストラップからこの排水桝に出てるならもっと油脂の塊がありそうなもんなんやけどなぁ~って思いましたが、もし高圧洗浄機を使って洗管作業ってなった場合に当たりなんかハズレなんかを確定させたかったんで一応蓋を開けたまんま店内の作業となります。
この写真を見て違和感を感じませんか?
もし、『えっ?あれっ?』って感じた方は凄くセンスがあると思います。
勿論、同業者の方は簡単にすぐに気付くんでしょうが…
ドレンクリーナーを使って通管作業
まずはドレンクリーナーを使って通管作業しつつグリストラップまで何処を経由してんのかをチェックしました。
使ったワイヤーは10mmです。今回は8mmの出番はありませんでした。
8mmのワイヤーを通してグリスカッターを装着して戻しながらって方法も想定してましたが10mmのワイヤーで上手く行きました。
典型的な撮影失敗パターンです(苦笑)
埋設配管が面白い接続と経路だったんで店の人が自分達でワイヤーを通しても上手く行かなかったってのも肯けます。
手洗い器の下からも通管作業
ドレンクリーナーの左側に写ってる寸胴鍋に水を溜めては一気に流す通水テストしながら通管作業です。
写真を撮り忘れていますが洗い場シンクの下の排水管からもワイヤーを通しています。
作業をしてる内に埋設配管の経路がハッキリ分かったんで『高圧洗浄機を使って洗管作業の方が綺麗になるんやけど…』って思いましたが既に寸胴鍋に水を溜めて一気に流してもジャンジャン流れる様になったんで今回はドレンクリーナーのみにしました。
まとめ
今回の作業でグリストラップまでの各排水経路は把握出来たんで次回の排水つまりまでの期間が短い期間なら高圧洗浄機を使っての洗管作業が良い事を案内しました。
逆に排水の流れが悪くなるまでの期間が長い様なら次回も同じ作業でも大丈夫かも知れません。
結局、外にあった排水マスは全く関係なかったんでグリストラップがパンパンに詰まった場合は?って考えたんですがやはりドレンクリーナーなんかなぁ~って感じです。
定期的なメンテナンスするなら高圧洗浄機を使って洗管作業するんが鉄板なんですが詰まってからとか水の流れが悪くなってからではこの店舗の場合ドレンクリーナーか高圧洗浄機との併用かなぁ~って感じです。
そんな訳で定期的なメンテナンスが飲食店では特に必要です。
これは排水が詰まるからだけではなく衛生管理においてもって事です。