マンション１Ｆ オープン前の店舗 床にある排水が詰まっている

 

大阪市東住吉区駒川より【マンション１Ｆ オープン前の店舗 床にある排水が詰まっている】って依頼が舞い込んできました。

 

詰まりは割と簡単に抜けたんですが管壁清掃の方で苦労しました。

 

って言うのもマンション内に排水桝があって、その排水管が落ちちゃってるんですよね。

 

逆勾配になってるからこのまま営業したら詰まりやすいんです。

 

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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

 

まずは状況確認から

 

 

現場に到着するとグリストラップにはトラップが無く、下流側の排水桝はパンパかちんって感じでした。

 

開店準備中の店舗で前は喫茶店がやってたらしいです。

 

 

排水桝を確認すると排水管が２本浸かってて、どちらが下流側の排水管なんかは分からない状況でした。

 

 

電動フレキシロッダーＣＲＥでの通管作業

 

 

ここで電動フレキシロッダーＣＲＥでの通管作業を選択しました。

 

 

先発の先端金具には異径グリスカッター５４を選択しました。

 

 

まずは闇雲にワイヤーを突っ込んでどれが正解でどれが不正解なんかを探して行きます。

 

 

流れる様になって異径グリスカッター５４をブレードカッター７５に変更して通水テストをしながらの通管作業に切り替えました。

 

 

管内カメラ調査

 

 

流れるには流れるんですがブレードカッター７５での通管作業で違和感を感じたんで管内カメラ調査をする事にしました。

 

それと同時にフレックスシャフトＫ９－２０４で管壁清掃も同時に行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

管内カメラ調査をしながら作業をしてて、どうやら排水桝に到達してるっぽかったんでゾンデ探知機を使って排水桝を探しに行きました。

 

 

排水桝を発見

 

 

ゾンデ探知機を使ってこの排水桝を発見しました。

 

 

取っ手を差し込む穴から覗き込むと管内カメラの明かりが確認出来ました。

 

 

桝を開けるぞ！

 

 

本来は専用の工具がある筈なんですが管理会社は電話を掛けても出ず、仕方ないんで自作で取っ手を作りました。

 

 

これでコジる事小一時間、ラストは力持ちの親方まで呼び付けて蓋をコジってました。

 

 

何とか親方が蓋を開けてくれて中の様子が確認出来ました。

 

 

一番右側が今回の店舗からの排水管です。

 

 

ものの見事に配管が落ちてました。これで全ての謎が解けました。

 

 

まとめ

 

そんな訳でいかがでしたか？

 

お客様は中国人の方でYouTubeを見て山川設備に連絡して来て下さいました。

 

排水桝も簡単に直せる物じゃないし直せる場所じゃないんで『ここで飲食店をやるのは上手く行かない』ってアドバイスしました。

 

現場からは以上です。