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グリストラップが詰まって溢れる シンクの水を流したら溢れてくる
大阪市中央区道頓堀より【グリストラップが詰まって溢れる シンクの水を流したらグリストラップから溢れてくる】って依頼が舞い込んできました。
見張り役が居ないと高圧洗浄ってパターンは厳しい現場だったんでそれ以外の方法を考える必要があった現場なんですが、最終桝が思ってたんと別の場所にあったんでどっちゃにしろでした。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してオーナー様の話を聞くと側溝もタプンタプンの状況になったそうです。
早速グリストラップの蓋を外すとタプンタプンの状況でした。
グリストラップから下流側で詰まったら生きてる(詰まっていない)下流側を見付けて下流側から高圧洗浄で搔き出すか、グリストラップ側からワイヤーで通管作業するかの2択となります。
詰まりが抜けたらそれで良いのか?もう暫くは詰まらない様に徹底的に清掃するのか?
この辺の判断はお客様にしてもらうんですが、衛生面を気にされてるオーナー様は徹底的に、気にされてないオーナー様は詰まりが抜けたらそれでよしって判断されます。
管内カメラとフレックスシャフト
ワイヤーで通管作業するつもりでしたが掃除点検口を開けたら水が緩やかに抜けたんで、管内カメラ調査をしながらフレックスシャフトK9-204で排水管に付着する油脂の塊まで除去する方針に変更しました。
詰まってる状況では管内カメラ調査出来ないし、油脂の塊がエグかったらフレックスシャフトK9-204では弱いんです。
今回は先に管内カメラ調査をして、フレックスシャフトのみでも除去出来そうな油脂の塊やったんでこの方法になりました。
チェーンノッカーが一番先に捕えたんがこのバクテリアの塊でした。
排水管のカメラの映像
今回の一番の大物はこの油脂の塊でした。
排水管の割れも確認出来ました。
油脂の塊とバクテリアの塊を除去しながら最終桝までの排水管清掃をしました。
最終桝に到達したら復路で仕上げて行きます。
その辺の実際の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
https://youtu.be/wTWTZDkDo10
清掃後の排水管
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
店内に2つ化粧桝があったんで開けても良かったんですがM40(今回使った管内カメラ)で最終桝まで行けたんでわざわざ開けませんでした。
グリストラップの清掃方法を聞いていくつかの変更をレクチャーして作業は終了です。
現場からは以上です。