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グリストラップから先が詰まりかけているので見てほしい 休業中
泉佐野市高松東より【グリストラップから先が詰まりかけているので見てほしい 店は現在休業中との事】って依頼が舞い込んできました。
コロナの影響で休業を余儀なくされたお店の通管作業が今回の任務です。
『グリストラップの先が流れさえすればすぐにでも営業を再開したい』との事だったんで何が何でも最低限、詰まりは抜かなきゃいけません。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して事情を聞いて作業方針を考えます。
グリストラップからの作業なんで下手に高圧洗浄でやるとビルイン店舗の地下なんでドツボにハマるかもしれませんから高圧洗浄は最初から頭にありませんでした。
掃除をせんまま休業をしてはったんでトラップの点検口を開けるのに一苦労しました。
電動フレキシロッダーCREでの通管作業
電動フレキシロッダーCREでの通管作業でとりあえずの詰まりを抜く事にしました。
まずは10mmワイヤーに異径グリスカッター54から行ってみます。
通水テストをしながら通管作業してると時間が経ってから水位が上がってくる状態やったんで『詰まってる箇所は相当奥やな…』って判断しました。
管内カメラ調査
異径グリスカッター54で再発が1回あった後にブレードカッター57で通管作業して抜けた瞬間に管内カメラ調査をしました。
管内カメラ調査をしていくと前半は油脂の塊が取れてるんですが中盤から管壁に付着する油脂の塊が確認出来ました。
取れているんだが逆勾配で流れて行かない油脂の塊を確認出来ました。
実際の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
フレックスシャフトK9-204
ここからは管内カメラ調査をしながらフレックスシャフトK9-204を使って管壁に付着する油脂の塊を除去する事にしました。
駄菓子菓子、バッテリー交換をした際に油脂の塊がエグ過ぎて負担が掛かってたピンが折れてこの後の通管作業が出来なくなりました。
最後はブレードカッター75を少しすぼめて突っ込んでフレックスシャフトの修理が済むまでの間、絶対に詰まらない様に出来る限りの油脂の塊を除去しました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
帰って数日後にフレックスシャフトのケーブルアッセンブリの直繋ぎを編み出したんで次回はそれのテストがてら残りの油脂の塊を除去しに行きたいと思います。
とは言え管内カメラ調査では汚水槽までの距離が27mあってフレックスシャフトK9-204のケーブルアッセンブリは21mなんで全ての油脂の塊を除去する事は出来ません。
現場からは以上です。