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2Fの台所 排水詰まった 水が流れない 8年前油脂の塊で高圧した
東大阪市西鴻池町より【2Fの台所 排水詰まった 水が流れない 8年前油脂の塊で高圧した 逆勾配があるとその時言われた】って依頼が舞い込んできました。
同業他社がお手上げして山川設備に連絡してきて下さったんですが、まさかのYouTubeチャンネルの視聴者様でした。
最近再生数回ってないんやけどなぁ~(苦笑)
山川設備ではYouTubeチャンネルでも情報発信してるのでそちらも併せてご覧下さい。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると旦那様が出迎えて下さりあれこれと説明を受けたんですが自分の目で見た方が早そうなんでまずは台所の確認をしました。
シンクは全く水が流れないらしく水位が上がった跡がありました。
誰が交換したのか分かりませんが排水蛇腹ホースはかなり新しい物でした。
これだったらシンク側からの通管作業でも何とか出来そうでもあります。
『排水蛇腹ホースの先はどうなってるのかなぁ~』ってなんとなく確認するとネジ止め式になってるんですが排水蛇腹ホースが折れちゃってるんで更に詰まる箇所を増やしてるだけです。
外の排水管を高圧洗浄
旦那様が溜桝から取り出した油脂の塊の量を見て外の排水管を高圧洗浄する事にしました。
一応、台所からの排水管も露出配管やったんで上手く行けばここから台所まで洗管作業出来るかもしれません。
旦那様が掃除をした後なんでホンマにこれが台所に向かうのかは分かりませんが上流側は1本なんで高圧洗浄してみました。
先発に起用したのは前方2穴後方4穴スズランノズルで崩しながら搔き出す方針です。
とんでもない量の油脂の塊が出てきたんですがどうやら雨水管と繋がってるみたいで奥角の土間排水溝に到達しちゃいます。
色んな事をクリアにする意味合いもあって超旋回ノズルで外の排水管の油脂の塊を除去してる時に復路で縦管に入りました。
油脂の塊がたくさんあるトコでは向かない仕上げ用のノズルですがこれで行けるトコまで洗管作業をし、かなりの油脂の塊を搔き出す事に成功しました。
管内カメラ調査
縦管も上らせれるトコまで上らせてから管内カメラ調査をしました。
Wって感じの逆勾配の箇所が2箇所ありました。
台所からの作業
台所の排水管から水道ホースで直接通水テストをするとまだまだ詰まってたんでフレックスシャフトK9-102での通管作業に切り替えました。。
これでダメなら電動フレキシロッダーCREに8mmのベーシングワイヤーも出そうと思っていましたがフレックスシャフトK9-102での通管作業が成功しました。
ここからナノリールで管内カメラ調査したんですがかなりの詰まりだった事が判明します。
2度再発しましたがシングルのチェーンノッカーで穴を開けてダブルのチェーンノッカーで仕上げました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
ナノリールで管内カメラ調査しても曲がりが多かった為、外の排水管までの排水管経路が分かりませんでした。
フレックスシャフトK9-102のケーブルはその先に入って行くんですが外からの縦管に到達してません。
摩訶不思議が排水経路なんで1度外を掘り起こして排水管を取り出して掃除点検口を設置すれば良いと思います。
そこまでやれば今後腕や道具の無い業者さんでも何とか出来ますがはてさて…
現場からは以上です。