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大阪市生野区より【自宅 一戸建て 2Fにあるトイレ 今は詰まってないが流すとゴボゴボと音がする】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【もし詰まってからでは遅いので見てほしいとの事】らしいです。
ローポンプ作業で排水管の詰まりと感じて排水桝を確認するとガッチリ詰まってて高圧洗浄すると3軒分の共同桝の詰まりでした。
では、この現場がどんな感じの現場だったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してまずは2Fトイレの排水管を確認しました。露出配管だったので簡単に見付けられたんですがここから迷走が始まります。
って言うのも露出配管が落ちてる側の排水桝を確認しても特に詰まってる様子は無く、でもトイレを流してもらうと水が流れてこないって状況でした。
トイレの品番確認
トイレタンクの品番確認をするとTOTO SS511BABFSって事が確認出来ました。
便器の品番確認をするとTOTO CS510BMって事なんでリモデル便器って事が確認出来ました。
リモデル便器なんで便器の可能性もリモデルソケットの可能性も考えられます。
ローポンプ作業
トイレのスペースが狭いんでコーナーリモデルにしてはるんですがこれをやったのはリフォーム会社との事でした。
中古住宅をフルリフォームしたらしいんですがこの占有スペースだったらワテもこのパターンをお勧めしてます。
ローポンプ作業で詰まり抜きすると一旦抜けるんですがお客様が言ってるゴポゴポ音も聞けて『いや、やはり排水管の詰まりやで…』って思いました。
最終桝を大捜索
犬走りの排水桝を確認したりしてたんですが分からず『ええい、それなら最終桝を探すぞ!』って事で大捜索した結果隣のガレージが怪しいと感じました。
最終桝が共同って事は生野区では多いんで隣のガレージにある排水桝の蓋を開けてみると…
下から見て右のLの排水桝が詰まっていました。だがここは隣の家のガレージにある排水桝、これが正解かどうかなんて作業してみな分かりません。
更に上流側の排水桝はパンパかちんになっていました。
高圧洗浄機の準備
事情を説明して隣の家のガレージに車を止めたかったんですが残念ながら留守だったんでポータブル高圧洗浄機を準備しました。
各ホースの準備もして1分の洗管ホースに前方1穴後方5穴のノズルを付けていざ作業とエンジンを掛けようとしたら掛かりません。
って言うのも最近低騒音ハイパワーの高圧洗浄機ばかり使ってたんでポータブル高圧洗浄機を全然使ってなかったんです。
すったもんだしてる最中にお隣さんが帰ってきて事情を説明して車を止めさせてもらえる事になりました。
低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備
早速駐車場から車を取ってきてお隣さんのガレージに止めさせて頂き低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備しました。
ここまで準備が出来たら後はガンガン洗管作業をして行きます。この模様は動画をご覧下さい。
排水桝の洗浄清掃
その後、排水桝の洗浄清掃をしました。
共同桝も洗浄清掃してお隣さんと更にそのお隣さんの3軒分の共同桝って事も判明しました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?依頼者様の排水管は他の2軒よりも高い位置にあったんで他の2軒はもっと前から流れが悪かったハズなんですがどちらも『ちゃんと流れてた』って言ってました。
目の前で互いの通水テストをして見てもあんまり納得出来てない様子でした。
とりあえず依頼者様のトイレはジャンジャン流れる様になったんでワテは撤収したんですが他の2軒はその内ホンマにエラい事になると思います。現場からは以上です。
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